iOSアカデミアブログ

iOSエンジニアに必要な5つのスキル|マスターして就職につなげよう!

iOSエンジニアに必要なスキル

iOSエンジニアになりたい!そう考えている方が増えています。

すでに十分な市場がある上に、更に拡大が見込まれているiOSエンジニアはとても魅力的な職業です。

なかなか年収が上がらない日本にあっても、iOSエンジニアの年収は比較的高額です。年収1千万円以上も十分に狙えるのも人気の一因でしょう。

そんな中で、iOSアプリ開発の学習を考えている方もたくさんいらっしゃるのですが、実際には「何をすればわからない」という方が多いようです。

本記事ではiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールである「iOSアカデミア」が、iOSエンジニアになるために必要な5つのスキルを紹介します。

必要なスキルだけでなく、勉強方法や所要時間も合わせてご紹介しますので、是非最後までご覧ください。

iOSエンジニアの業務内容

必要なスキルを紹介する前に、iOSエンジニアの業務内容について確認しておきましょう。

主な業務は以下の通りになります。

不具合改修

iOSエンジニアとして働き始めた場合、まずここから担当することが一般的です。

エンジニアと言えば新規アプリ開発がまず思いつきますが、一般的なWebアプリとは少し違います。iOSエンジニアの場合はある程度経験を積んだエンジニアが新規アプリ開発を担当します。

具体的には、

など。

日頃iOSアプリを使っていると頻繁にアップデートされ、その都度バグや不具合などが修正されていますよね。あのアップデートの中身を担当するのもiOSエンジニアです。

新規機能開発

ある程度経験を積んだ後に担当するのが、こちらの新規機能開発。

不具合改修に比べると、一般的なiOSエンジニアのイメージに近い内容になります。

アプリをアップデートすると新しい機能や画面が追加されていることがありますが、ああいった内容です。

メンテナンス

iOSエンジニアは実際にiOSアプリに関わるものだけではありません。アプリを運用していくために必要なデータを取ったり、分析をすることもあります。

ユーザーの目に付く場所ではありませんが、こういったデータに基づいてアプリの方針や新規機能が決定されています。

チーム開発

こちらは業務内容というより、業務の進め方になります。

就職してiOSエンジニアとして働く場合、一人で一つのアプリをすべて担当するということはあまりありません。

チームで開発して、自分が書いたコードを上席のエンジニアにレビューしてもらうといった流れが一般的です。

その際に使われるのがGitHub

iOSエンジニアにとっては、使いこなせるのが前提になる開発プラットフォームです。

iOSエンジニアに必要な5つのスキル

実際に必要な5つのスキルを見ていきましょう。

どれもiOSエンジニアとして就職するにあたっては必須のスキルになります。確実に身に着けていきましょう。

Swiftの基礎構文

iOSアプリを開発する際に使うプログラミング言語が「Swift」です。iOS開発の根幹になります。

以前はObject-Cという言語も使われていましたが、現在ではより使いやすいSwiftが90%程度を占めています。これから学習する方はSwiftに絞って問題ありません。

Swiftの理解があやふやだと、実際にアプリを作る段階になってトラブルの元になったり、時間を大幅にロスする可能性があります。

最も大事な部分ですので、しっかり時間をかけて理解をしていきましょう。

Xcodeの使い方

XcodeはAppleが開発した開発ツールです。iOSやMacOS向けの開発をする場合には必須となります。

統合開発環境とも言われるこのツールでは、ファイル管理、コンパイル、ビルド、実機検証、デバッグまでアプリ開発の一連の流れをサポートしています。

MacOS搭載のパソコンにXcodeを入れるだけでiOSアプリの開発を始められます。

カーソルを使って視覚的にボタンなどを配置すると必要なコードを自動追加してくれるなど、とても便利なツールです。

サンプルアプリの制作

iOSアプリ制作の現場では、いきなり本番のアプリを作り始めることはありません。

使用感や見た目の感触を掴むためにサンプルアプリを作り、検討した上で本番に入ります。

このサンプルアプリをゼロから作れるというスキルは必須です。すべてのコードを書く必要はありませんが、UIやUXを含め実際のアプリに近いサンプルを作ります。

ビジネスロジック作成

聞き慣れない言葉かもしれませんが、現場では必須のスキルです。

制作するアプリの目的を達成するために、必要な要件を言語化する必要があります。

日頃何気なく接しているアプリや機械でも、問題なく運用するために様々な条件が設定されています。

「室温が目的の温度に達したら、エアコンの出力が落ちる。」といったシンプルな動作でも考慮すべきポイントが複数含まれています。

こういったポイントをMECE(漏れなく、重複せず)にピックアップする、必須のスキルです。

自作アプリリリースの経験

iOSアプリ制作の一連の流れの最初の到達点は、アプリのリリースです。

未経験から就職を目標にする場合はこの経験は必須になります。

アプリのリリースまで経験することで、一通りiOSアプリ開発について理解していることを証明できます。就職する際に重要な要素となるのはイメージしやすいでしょう。

Webアプリと違ってiOSアプリの場合はAppleの審査もありますので、そういった点も勉強になります。

スキルを取得するための学習方法

では実際にどうやってスキルを習得するのか、その方法をご紹介していきます。

言語と呼ばれるだけあって、プログラミング学習は外国語の習得に似ています。ある程度の時間と労力がかかることは、予め覚悟しておきましょう。

Swift・Xcodeの勉強方法(目安学習時間100時間)

基礎の基礎の部分になります。勉強する方法としては下記になります。

様々な方法がありますが、内容としてはほとんど同じですので、自分がやりやすい方法を選べばよいでしょう。

繰り返しになりますが、基礎となる重要な部分なので徹底的な理解が必要です。

サンプルアプリの制作(目安学習時間20~30時間)

こちらは学習というよりも実際に作る学習工程です。

普段使っているアプリをコピーし、実際にコードも書いていきます。

何気なく使っているアプリでも、自分で真似て制作してみると様々な発見があるでしょう。ユーザーが使いやすいように多くの工夫がされていることを見るのも、大事な学習です。

ビジネスロジックの学習方法(目安学習時間50~60時間)

必須スキルにも関わらず、学習方法が確立されていないのがこのビジネスロジック。

iOSエンジニアに限らず、開発現場での実務経験でしか身につける術がなく、独学で身につけるのは簡単ではありません。

実務以外で学習する方法としては、例えば自動販売機のロジックを考えてみるなどの方法があります。

「投入された金額以下の飲み物が買える」というのが自動販売機の基本的なロジックになりますが、売り切れや釣り銭切れなど、考えるべき例外が複数存在します。

とは言え、自分で考えたロジックが正しいかどうかの答え合わせをする方法がありません。ビジネスロジックについてはiOSアカデミアなどのスクールで学ぶのがベストです。

自作アプリのリリース(目安学習時間150~300時間)

こちらも学習というよりは、実際に制作を行う工程です。

シンプルなアプリであれ、自分でどんなアプリを作るか、どんな機能が必要かを考え実装していきます。

リリースまでには多くのエラーに直面しますので、エラーを解決するための調査能力なども身につくでしょう。

実際のところは、未経験者にとっては「どんなアプリを作るか」という点から非常に難しい課題となります。

iOSアカデミアのようにアイディアから作り方、リリースまで体系化されているカリキュラムで学ぶのがおすすめです。

まとめ

今回はiOSエンジニアになるために必要なスキルとその学習方法、所要時間をご紹介しました。

正直に申し上げて、独学でやり切るのはかなり難しい内容です。

元プログラマのインフルエンサーが「現代の恵まれた環境ならプログラミングは誰でも独学で習得できる。」と盛んに喧伝しています。

これは確かに事実ですが、非常に長い時間と精神的なタフさが求められます。理論上独学での習得は可能でも、自分ひとりでやりきれる方は少ないでしょう。

そこで利用をオススメしたいのがiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」。

iOSアカデミアでは、学習計画の立案から、基礎学習、応用学習、そしてポートフォリオの完成まで、メンターと一緒に最短12週間で完成させることができます。

オンラインスクールであることで高いコストパフォーマンスを実現しつつ、チャットやビデオ通話での指導で安心して学習を進められます。

プログラミング学習は暗中模索状態になってしまうことが多く、ここで挫折をしてしまいがち。その都度メンターに相談し、解決することで独学に較べて圧倒的なスピードで進むことができます。

iOSエンジニアは、これからの将来性の高さや市場価値などを考えると「今から目指すのがベストなタイミング」であると言えます。

ぜひiOSアカデミアで学び、iOSエンジニアへの転職を実現させてください!

監修者

山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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