「プログラミングをはじめたいけどパソコンがニガテ」
「プログラミングにブラインドタッチは必要なのかな」と悩んでいませんか?
この記事では、プログラミングにおけるブラインドタッチの必要性を解説していきます。
また、プログラミングのタイピング速度を上げる方法も解説するので、これからプログラミングをはじめたい方は、ぜひ読んでみてください。
プログラミングにブラインドタッチは必要?【結論:できなくてもOK】
結論から言うと、プログラミングにブラインドタッチは必要ありません。
なぜなら、プログラミングでは「キーボードを見ずにタイピングをする」よりも「速く・正確にコードを記述する」ことのほうが大切だからです。
なので、無理にブラインドタッチを習得する必要はありません。
ちなみに、パソコンがニガテな方でも、あとで紹介するタイピング練習を継続すれば、自然とタイピングが早くなります。
なので、タイピングが遅い方でもプログラミングの仕事ができるかどうか心配する必要はありませんよ。
ブラインドタッチができないプログラマーもザラにいる
実際に、ブラインドタッチができないプログラマーもザラにいます。
筆者の周りにいるプログラマーも、チラチラ手元を見ながらタイピングしていますが、みんな優秀です。
カタカタカタカタ…ッターン!!みたいな、みなさんが想像するプログラマーとはすこしかけ離れてしまいますが、業務において支障はまったくありません。
プログラミングのタイピングが遅いとどんな問題が起こる?
プログラミングにブラインドタッチは必要ではありませんが、タイピング速度は重要です。
プログラミングのタイピング速度が遅いと起こる問題は以下の2つです。
- 仕事のスピードに差が出る
- 「仕事ができない」という印象を持たれる
仕事のスピードに差が出る
当たり前のことですが、タイピングのスピードは仕事のスピードに直結します。
プログラミングでは、基本的にアルファベットを打っていくので、日本語よりも時間がかかります。
なので、仕事を処理する速度が周りの人と差がつきやすいです。
また、プログラミング以外の仕事でも、以下のようなケースで仕事の効率が下がってしまいます。
・表作成
・資料作成
・議事録作成
このような場面でタイピング速度が遅いと、仕事のスピードにかなりの差がついてしまいます。
「仕事ができない」という印象を持たれる
タイピング速度が遅く、仕事のスピードが遅いと、周囲の人に「あの人は仕事ができない」という印象を持たれてしまいます。
たとえ納期を守っていたとしても、タイピングするときに手元ばかり見ていたり、人差し指でタイピングしていたら、その人の印象はかなり悪いですよね。
なので、会社内での信頼度を高めるためにも、タイピング速度を上げることは重要です。
このような理由から、プログラミングにおいてブラインドタッチはできなくても、タイピング速度を上げる練習は必要であると言えます。
プログラミングのタイピング速度を上げるためのコツ
プログラミングのタイピング速度を上げるためのコツは以下の2つです。
- ホームポジションを意識する
- ショートカットキーを覚える
1つずつ解説していきます。
ホームポジションを意識する
ホームポジションとは、キーボードの「F」と「J」のことです。
この2つのキーを基本としてタイピングをしていきます。
参照:タッチタイピングをおぼえよう 【図解】キーボードのホームポジションと それぞれのキーを打つ指
「キーを押す→ホームポジションに戻る→キーを押す→ホーム…」を繰り返していけば、確実にタイピング速度を上げることができます。
ショートカットキーを覚える
タイピング速度を上げるとともに、ショートカットキーも覚えておきましょう。
ショートカットを使いこなせば、PC操作が簡単になり、プログラムコードを書くスピードがぐんと上がります!
初心者がかならず覚えておきたいショートカットキーは以下の5つです。
- Ctrl+C – コピー
- Ctrl+X – 切り取り
- Ctrl+V – 貼り付け
- Ctrl+Z – 1つ戻る
- Ctrl+Y – 1つ進む
プログラミングのブラインドタッチを練習できるサイト3選
プログラミングのブラインドタッチ(タイピング)を練習できるサイトは以下の3つです。
- Codedrill
- PTYPING
- myTyping
1つずつ解説していきます。
Codedrill
Codedrillでは、プログラミング言語に頻出する単語を入力する「タイピング練習」と実際のソースコードを入力する「ソースコード練習」ができます。
ソースコードに関しては、他のユーザーが作成したオリジナルのものもあるため、いろいろなパターンを練習できます。
■練習できるプログラミング言語
- HTML
- CSS
- JavaScript
- JAVA
- PHP
- Ruby
- Python
- Scala
- Go
- C
- C++
- C#
PTYPING
PTYPINGは、プログラミングでよく使用するコードを打つ練習ができるサイトです。
60秒の制限時間があり、ゲーム終了後に秒速あたりのキータイプ数も表示されるので「速さ」に意識した練習が可能です。
■練習できるプログラミング言語
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- JAVA
- PHP
- COBOL
- Python
- Perl
- C
- C++
- Visual Basic
myTyping
myTypingは、ユーザーが自作したタイピングゲームをプレイできるサイトです。
タイピングゲーム数は85,000本以上(2021年5月現在)もあり、プログラミングやビジネスメールなど、さまざまなジャンルのタイピングを練習できます。
■練習できるプログラミング言語
- HTML
- CSS
- JavaScript
- JAVA
- PHP
- Ruby
- Python
- Scala
- C
- C++
- C#
- Swift
- Kotlin
- Unity
など他多数。
プログラミングにブラインドタッチは必要?:まとめ
今回は、プログラミングにブラインドタッチは必要なのかどうかについて解説しました。
プログラミングには、ブラインドタッチは必要ではありませんが、タイピングの速度・正確性はとても重要です。
ぜひ、今回紹介した練習法・タイピング練習サイトを利用して、すばやいタイピングスキルを身につけてみてくださいね。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています