「軽くプログラミングに触れてみたけど難しく感じた。才能がないのかな…」こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
この記事では、プログラミングは才能がないとできないのかについて解説していきます。
また、プログラミングの才能がある人・ない人の特徴も解説していきます。
プログラミングを習得したいけど、自分に才能があるのか知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
プログラミングは才能がないとできない?【そんなことはない】
結論から言うと、プログラミングに才能は必要ありません。
たしかに、GoogleやAppleなどの世界トップレベルの企業で働きたいのであれば、異次元級の才能が必要です。
ですが、一般企業でエンジニアやプログラマーとして働くのであれば、才能がなくても問題ありません。
つまり、年収500~800万を目指すのであれば、プログラミングの才能に悩まなくても大丈夫です。
プログラマーに必要なのはプログラミングスキルだけじゃない
そもそも、プログラマー・エンジニアに必要なのは、プログラミングスキルだけではありません。
プログラミング界というのは、どんなに優秀でも上には上がいる世界です。
運動系の部活をしていた人なら想像しやすいかと思います。
なので、プログラミングスキルだけで戦っても、上位に行くことは非常に難しいんです。
ですが、
・企画力
・プレゼン力
・マーケテティング能力 など
プログラミング以外の付加価値があれば、才能がなくても差別化することができます。
このように、プログラミングに必要なのはプログラミングスキルだけではないので、才能の有無に悩む必要はありません。
プログラミングの才能がある人の特徴
プログラミングの才能がある人の特徴は以下の5つです。
- 英語が得意
- 集中力がある
- ググるのが得意
- ものづくりが好き
- 論理的思考力がある
これらの才能がある人は、プログラミングの習得が他の人よりも早い傾向にあります。
それでは、1つずつ解説していきます。
①:英語が得意
英語が得意な人は、プログラミングの才能があります。
なぜなら、プログラムコードは基本的に英語で構成されているからです。
高校卒業レベル程度の英語力があれば、プログラミングを学習するときに、そのコードがどんな役割なのかを予測できます。
例えば、プログラミングでよく使う[if]は「~だったら~する」という役割を持っています。
このように、英語力がある人は、プログラミング学習を効率よくすすめることができますよ。
②:集中力がある
1つのものごとに集中する力がある人は、プログラミングの才能があります。
なぜなら、プログラミングの主な作業は、パソコンに向かってひたすらプログラムコードを書くことだからです。
「集中力にはある程度自信がある」という人にとっても、長時間頭を使いながらプログラミングをするというのは難しいものです。
なので、集中力がある人はプログラミングの才能があるといえます。
③:ググるのが得意
検索能力が高い人は、プログラミングの才能があります。
なぜなら、プログラミングは、つねに分からないことをググりながらプログラミングコードを書く作業だからです。
「プログラミング」と聞くと、まるでハッカーのようにぶっ続けでコードを書いているイメージがありますが、実際はググっている時間のほうが長いです。
なので、検索をしてすぐにエラーの解決方法を見つけられる人は、プログラミングの才能があります。
④:ものづくりが好き
ものづくりが好きな人はプログラミングの才能があります。
なぜなら、プログラマーやエンジニアは、プログラミングを通してサービスという「もの」をつくるお仕事だからです。
プログラミングは、職人のように1からサービスを作り上げていく作業なので、ものづくりが好きな人は学習の継続が難しくないでしょう。
なので、「子供の頃から何かを作ることがすきだった」という方はプログラミングの才能があると言えます。
⑤:論理的思考力がある
論理的に考える力がある人は、プログラミングの才能があります。
なぜなら、プログラミング中にエラーなどの問題が起こった際に、論理的思考があれば、すぐに原因を特定できるからです。
「どこでエラーが発生しているのか」
「どのように修正したら治るのか」
こういったことを冷静に考えられる人は、急なトラブルにも早急に対処することができます。
なので、論理的思考力がある人は、プログラミングの才能があります。
プログラミングの才能がない人の特徴
プログラミングの才能がない人の特徴は以下の5つです。
- パソコンがニガテ
- 集中力が続かない人
- ものづくりに興味がない
- 新しいことを学ぶのがキライ
これらの特徴に当てはまる人は、プログラミングの習得が他の人よりも少し遅れてしまうかも知れません。
それでは、1つずつ解説していきます。
①:パソコンがニガテ
パソコンがニガテな人は、プログラミングの才能がない可能性があります。
なぜなら、プログラミングにおいて、パソコンの操作は絶対に必要なスキルだからです。
とはいえ、「パソコンがニガテ」という方は、まだ慣れていないだけの場合がほとんどです。
なので、パソコンにアレルギー反応を起こさない人であれば、プログラミングをはじめながら慣れていきましょう。
②:集中力が続かない人
集中力が続かない人は、プログラミングの才能がない可能性があります。
なぜなら、プログラミング中に集中力が切れてしまうと、タイプミスなどでエラーを引き起こしてしまう可能性が高くなってしまうからです。
プログラミングは、トライ&エラーを繰り返す地道な作業なので、長時間にわたって集中力を研ぎ澄ませる必要があります。
なので、「作業の途中についSNSを見てしまう」という人は、プログラミングの継続が難しいでしょう。
③:ものづくりに興味がない
ものづくりに興味がない人は、プログラミングの才能がないかもしれません。
なぜなら、プログラマー・エンジニアは、ある1種のものづくりの職業だからです。
「この機能を実装するためにはどのようにプログラミングすればいいのか」と職人のように試行錯誤しながらコードを書いていきます。
なので、ものづくりに興味がない人は長続きしない可能性があります。
④:新しいことを学ぶのがキライ
新しいことを学ぶのがキライな人は、プログラミングの才能がない可能性があります。
なぜなら、プログラミングスキルは身につけたらそれで終わり、ではなく、つねに新しい技術を学び続ける必要があるからです。
IT業界のトレンドは移り変わりが早いため、3年前に使われていた技術が「時代遅れ」と言われることも珍しくありません。
なので、最新情報に対する学習意欲がない方は、プログラミングの才能がないかも知れません。
才能がなくてもプログラミングは習得できる!:まとめ
今回は、プログラミングに才能は必要かどうかについて解説しました。
プログラミングの才能がある人の特徴は以下のとおりです。
- 英語が得意
- 集中力がある
- ググるのが得意
- ものづくりが好き
- 論理的思考力がある
そして、プログラミングの才能がない人の特徴は以下の通り。
- パソコンがニガテ
- 集中力が続かない人
- ものづくりに興味がない
- 新しいことを学ぶのがキライ
とはいえ、才能がないからといって、プログラミング習得を諦める必要はありません。
なぜなら、通常業務を支障なくこなせる程度のプログラミングスキルであれば、才能がなくても習得可能だからです。
なので、才能の有無にとらわれずに、とりあえずプログラミングをはじめてみることをおすすめします。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています