「プログラミングをこれから勉強するんだけど、必要な勉強時間ってどのくらいなんだろう?」といった悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、プログラミング習得までにどれくらい勉強すれば良いのかを解説していきます。
あわせて、勉強時間を短くする4つの裏ワザも紹介していきます。
これからプログラミングの勉強をはじめたい方は、ぜひ読んでみてください。
プログラミング習得までの勉強時間は約200時間!!
プログラミング習得までの勉強時間の目安は、200時間です。
200時間と聞くと、「長い!」と感じるかも知れませんが、わかりやすくすると以下の通りです。
- 1日2時間勉強する場合 → 3ヶ月
- 1日5時間勉強する場合 → 1ヶ月半
- 1日8時間勉強する場合 → 1ヶ月
ですが、200時間というのは、あくまでプログラミングの基礎を身につけるために必要な勉強時間です。
つまり、200時間勉強すれば「プログラミング初心者として企業に就職できるレベル」のスキルが身につくということです。
実務レベルになるには1000時間必要
プログラミングを業務レベルで使いこなせるようになるには、加えて800時間勉強する必要があります。
つまり、実務レベルを身につけるためには、およそ1000時間必要ということです。
プログラミング未経験からはじめる場合は…
- 1日2時間勉強する場合 → 1年4ヶ月
- 1日5時間勉強する場合 → 6ヶ月半
- 1日8時間勉強する場合 → 4ヶ月
プログラミングを学ぶ目的は人それぞれなので、人によって「勉強するプログラミング言語」「つくりたいもの」もばらばらです。
なので、1000時間よりも早く身につける方もいますし、もう少し長い勉強時間が必要な方もいます。
あくまでも1000時間というのは目安時間なので、意識しすぎる必要はありません。
手段を目的化してしてしまわないように注意が必要です。
初心者は独学よりもプログラミングスクールに行くのがおすすめ!
実は、プログラミングを学習する人が挫折しやすいポイントは、学習の初期段階です。
未経験からはじめるとわからないことばかりなので、およそ90%の人が挫折してしまいます。
なので、プログラミングをはじめたばかりの初心者の方は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
プログラミングスクールであれば、
・洗練された学習プラン
・無制限の質問サポート
・オリジナルサービス開発の手助け など
プログラミング学習に特化した環境で学べるので、200時間よりも短い時間でプログラミングの基礎力を身につけることができます。
なので、「少しでも早くプログラミングを習得したい!」という方は、プログラミングスクールを検討してみてください。
プログラミング習得までの勉強時間を短くする4つのコツ
プログラミング習得までの勉強時間を短くするコツは、以下の4つです。
- 作りたいものを決めて勉強する
- できるだけ1日に長い時間勉強する
- わからないことはすぐに質問する
- 先に転職して、仕事をしながら勉強する
順番に解説していきます。
①:作りたいものを決めて勉強する
勉強をはじめる前に、作りたいものを決めておくことで、プログラミングの勉強時間を短くすることができます。
なぜなら、そのサービスに必要なスキルを逆算してから学習をはじめられるため、最小限のスキルだけを学ぶことができるからです。
たとえば…
- ネット掲示板 → HTML,CSS,JavaScript,PHPなど
- iOSアプリ → Swiftなど
このように、つくりたいものを決めれば、それに何のスキルが必要なのかが分かるので、無駄な勉強時間を削ることができます。
なので、先に作りたいものを決めてから、プログラミングの勉強ををはじめてみてください。
②:できるだけ1日に長い時間勉強する
できるかぎり1日に長い時間勉強することで、プログラミングの勉強期間を短くすることができます。
なぜなら、プログラミングは途中で中断すると、再開したときにどこまでやったかわからなくなることが頻発するからです。
なので、やる気がある日は、とにかく集中力が続くまでぶっ続けでプログラムコードを書き続けましょう。
「1日3時間プログラミングをする」というような目標を掲げると、キリが悪いので、毎回はじめるところから苦労してしまいます。
また、勉強時間を決めると、プログラミングのやる気が無い日はストレスを感じてしまい、挫折にもつながります。
なので、集中力が続く日は、できるだけ長い時間勉強してみてください。
できるだけ1日に長い時間勉強すれば、学習内容を理解する効率が高くなるため、プログラミングの勉強時間を短くすることができます。
③:わからないことはすぐに質問する
わからないことをすぐに質問することで、プログラミングの勉強時間を短くすることができます。
なぜなら、わからないことをそのままにしておくと、勉強がうまく続けられなくなってしまうからです。
わからないことを放置していると、実務などで自分が出せる最大限のスキルを活かすことができません。
なので、まずは自分で検索してみて、それでもわからなかった場合は、プログラミングスクールの先生に聞いたり、質問サイトを利用しましょう。
④:先に転職して、仕事をしながら勉強する【裏ワザ】
プログラミングスキルを十分に習得する前に転職すれば、プログラミングの勉強時間を短くすることができます。
なぜなら、会社と自宅の両方でプログラミングを学習することができるようになるからです。
基礎力を約200時間かけて身につければ、初心者として転職可能です。
たしかに、基礎力だけだと、転職していきなり高い年収を得ることは難しいですが、企業で実務経験を積むことができるので、1人で学習するときよりも効率的に知識を吸収できますよ。
なので、先に転職して仕事をしながら勉強すれば、プログラミングの勉強時間を大幅に短くすることができます。
「とにかく爆速でプログラミングスキルを高めたい!」という方におすすめ。
プログラミングに必要な勉強時間:まとめ
今回は、プログラミングに必要な勉強時間を解説しました。
プログラミングに必要な勉強時間は以下の通り。
○基礎レベル → 200時間
○実務レベル → 1000時間
(あくまでも目安なので、手段を目的化してしまわないように気をつけてください。)
そして、プログラミングの勉強時間を短くするコツは、以下の4つです。
- 作りたいものを決めて勉強する
- できるだけ1日に長い時間勉強する
- わからないことはすぐに質問する
- 先に転職して、仕事をしながら勉強する
プログラミングの習得には、長いあいだ勉強を続ける忍耐力が必要です。
ですが、プログラミング学習は、やり方次第で勉強時間をぐっと短くすることができます。
ぜひ、今回紹介したコツを活用して、最短距離でプログラミングスキルを身につけてみてくださいね。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています