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プログラミングは簡単?誰でもできる理由を解説!

プログラミング 簡単

近年の副業ブームや、新型コロナショックによる在宅ワークの普及により注目を浴びているプログラミング。

大規模なゲーム開発でも無い限りノートパソコン一台でどこでもできる仕事として魅力を感じる方が増えています。

実際に国内外好きなところで開発の仕事をしながら生計を立てている方もいらっしゃいますし、自分でサービスを立ち上げて収益化することも可能です。

ただ、プログラミングといえば、「難しい」や「自分には出来ない」と思う方が多いのも現実。

実はみなさんが思うほど難しいものではなく、すでに「誰でもできる」作業になっています。

今回はそんなプログラミングが思ったより難しくないこと、誰にでもできるものであること、また一般教養として誰もが知っておいたほうが良いといった点について解説していきますので是非最後までご覧いただければ幸いです。

劇的に簡単になったプログラミング

さて、「プログラミング」は良く聞く言葉になりましたが、非プログラマの皆さんからすると意外と定義が曖昧だったりする言葉でもあります。

プログラミングとは簡単に言えば「コンピューターにどう働くべきか指示をする」ことです。

現代のコンピューターは非常に高性能になりましたが、人間のように「自分でやるべきことを判断して実行する能力」はまだまだありません。AI=人工知能の文脈で良く話されますが、AIにしても現段階では人間が指示をする必要があります。

どんなプログラミング言語を学習する場合にもまずすることとして、「Hello world」という英語を画面に表示させるというステップがあります。

「画面にHello worldと表示せよ」という命令を行うのがプログラミングで、これが言語によって違うわけです。

もちろんアプリを作る場合にはもっと複雑なプログラミングが必要になりますが、本質的にはこういった指示を出すことがプログラミングになります。

プログラミングが簡単になった要因

さて、近年プログラミングはとても簡単になったと良く言われます。

非プログラマからすれば相変わらず難解な作業に見えるプログラミングが簡単になった代表的な理由として、

・インターネットがある

・開発環境が整っている

・普及しているパソコンやスマホの性能が高い

といった点が挙げられます。

インターネットがある

なんといってもインターネットの普及と、ネット上の情報量の爆発的な増加が大きな要因です。

一昔前は本や雑誌に書いてあるコード(プログラミング言語で書かれた指示)をひたすら自分で打って動かして少しずつ学んで行くものだったプログラミングですが、現代ではインターネット上で無限の情報が公開されています。

プログラミングの作業は、エラー→解決の連続であると言えますが、このエラーメッセージをインターネットで検索するだけでもかなりの部分の解決策を発見することが出来ます。

数々の先輩プログラマたちが、「現代は恵まれている」と口をそろえる最大の要因の一つと言えるでしょう。

また、単純に公開されている情報だけでなく、後述するオンラインのプログラミングスクールや、オンラインで教えてもらえる先生が見つかるサービスなど、「至れり尽くせり」と言っても良い状態です。

本屋さんに売っている本だけで学習していた時代に比べれば劇的に簡単になったのが現代のプログラミングです。

開発環境が整っている

この記事はこれからプログラミングを学ぶ方向けなので細かい技術的な話は省きますが、現代では開発環境がとても高いレベルで整っています。

例えばどんなアプリやWebサービスにもある会員登録画面。

もちろんゼロから作り上げた画面を使っているものもありますが、フレームワークやライブラリといったものを活用することによって、テンプレートになっている会員登録画面をそのまま使えるイメージです。

今作られるアプリやWebサービスはとても複雑ですので、ゼロからすべて作り上げると膨大な作業量になってしまいますが、汎用的な機能はこういったテンプレートを活用できる分、作業量が軽減されますし、また同時に初心者にとっても開発がしやすい環境であると言えるわけです。

普及しているパソコンやスマホの性能が高い

非プログラマの方はご存じない方も多いかもしれませんが、一見同じように動くアプリやWebサービスでもプログラミングの仕方によって動作速度が変わります。

最短距離で動作するような指示になっているかどうかといった部分で生じる差ですが、これは昔はもっとシビアで大変なことでした。

そもそもあらゆる容量が少ないデバイスでアプリなどを動かす場合、無駄なことをさせている余裕はありませんし、そもそも「プログラムが入りきらない」「動かない」という可能性もあったわけです。

有名な話では、名作RPG「ドラゴンクエスト」の初回作が入っていたファミコンカートリッジの容量はたった64KB。

スマホ写真1枚でも数MB(1MBは1024KB)ですから、その容量の小ささには驚くばかり。

このため、ドラクエの初回作ではカタカナが20文字しか入っていません。極端な例ではありますが、極限まで削って開発をする必要があったわけです。

翻って現代のパソコンやスマホは普及機レベルでもかなり高性能ですので、そういった心配はありません。

もちろんできるだけ速く動作するように設計、プログラミングする必要はありますが、カタカナを20文字しか使えなかった時代を思えば格段に恵まれている環境と言えます。

インターネットで簡単に調べることが出来、恵まれたフレームワーク、ライブラリを使える上に、高性能な端末で動かすことが前提であるのが現代のプログラミングです。

プログラミングの必要性とは?

とはいえ、まだまだ特殊技能として認知されているプログラミング。一般の人が学ぶ必要性があるのでしょうか?

ここでは2つのパターンに分けて解説していきます。

パターン1:プログラミングスキルを活かして就職、転職する

皆さんも日々の生活の中で実感されていると思いますが、アプリにせよWebサービスにしても急激な勢いで増加しています。

そのすべてが「プログラミング」という作業を経て作られていることを考えれば、「プログラマ」という職業に対する需要が高まっていることは想像に難くありません。

事実優秀なプログラマは引く手あまたで、年収も高く、また語学力などの問題をクリアできれば世界中の企業で働くことができる可能性を秘めています。GoogleやAppleにも日本人プログラマは在籍していますので、とても夢のあるスキルと言えます。

この就職、転職するためにプログラミングスキルを活用する場合は当たり前ですが、その習得は必須になります。

特に新型コロナショックにより業界ごとの勝ち負けがはっきりした中でも伸び続けているIT業界、その中でも特に重宝されるプログラミングスキルは今後の人生を大きく助けてくれるでしょう。

専業のプログラマにならない場合でも、IT業界に進む場合は必須と言えるほど必要性の高いスキルがプログラミングです。

パターン2:趣味や副業、一般教養として身につける必要性

前述したとおりプログラミングは実に簡単になり、誰でも習得することができるスキルになりました。

これは日曜大工や料理に例えることが出来ます。プロにならなくても自分で必要なものを自分で作れれば便利ですし、趣味としても副業としても成立します。

また最近では学校でもプログラミング教育が始まっています。10年もすれば「基本的なプログラミングは出来て当たり前」という若者と一緒に仕事をすることになるでしょう。

そういった時代についていくためにもプログラミングは重要なスキルになります。

また、現在一般的な職種で働いている場合でも、ITと全く関わりのない仕事のほうが少ないはず。

同じ仕事をするにあたってもアプリやWebサービスの基本的な構造を知っているのと知らないのとでは仕事のはかどり方が全く違います。

「ビジネスにおける文章の書き方」と言った基礎スキルにどんどん近づいてきています。早いうちに学んでおくのが得策なのは疑いがありません。

とはいえ挫折率が高い。

ここまで解説したとおり、劇的に簡単になって、且つ重要性が高いプログラミングですが、まだまだ挫折率が高いのが実情です。

プログラミング言語というだけあって外国語の学習とよく似ていて、「自分で調べて自分で進んでいける」レベルまで到達するのがやはり難しくそこで挫折してしまう場合が多いようです。

また、何かしらのアプリを作れるところまで行ったとしても、あらゆるアプリがリリースされているこの環境で、仕事でも無い限りそうそう作りたいアプリが出てくる場合は稀です。

初期学習段階、そしてモチベーションの維持が難しく挫折してしまう人が多いのはとても残念なことです。

ではどうすればよいのでしょうか?

スクールの利用を検討しよう

今回の記事で解説したような事情からプログラミングは独学で習得することが可能です。

が、実際に独学で実用的なプログラミング能力を身につけられる人はごく少数派。となれば、スクールの活用を検討するのも良いでしょう。

IOS ACADEMIAはオンライン型のプログラミングスクールで、動画教材で学習できるだけでなく、学習計画作成や指導を受けられたり、チャットやビデオチャットでのサポートを受けながら学習を進めることが可能です。

作る成果物は「iOSアプリ」。世界でもiPhoneのシェアが特に高い日本においてiOSアプリを作れるプログラマはとても希少価値の高い人材です。IOS ACADEMIAでは就職のサポートもしてくれますので、卒業後もプログラマとして実践を通して研鑽を積んでいくことが出来ます。

大学や専門学校に比べれば遥かに低額で受けられるこういったオンラインスクールは現代に生まれた恩恵の最も大きなものの一つといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

プログラミングで作る成果物は形はありませんが、その本質は「ものづくり」です。

作る作業自体も楽しいですし、完成したときの達成感はひとしお。それが更に仕事にもなるという非常に魅力的なスキルです。

IOS ACADEMIAでは無料個別相談を受けることも出来ますので、ぜひこれを機にプログラマへの第一歩を踏み出していただければ幸いです。

監修者

山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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