エンジニアとしての就職や転職に、また趣味やビジネスで自作アプリを作るためにSwiftを学ぶ方が増えています。
まずは入門書を、と思っても「たくさんありすぎて、どれを選べばよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
プログラミングに限らず、何かを学ぶ時は適切な教材を選ぶことが重要です。「わかりづらい本のせいで時間がかかった」ならまだしも、直接挫折につながってしまうこともあります。
特にプログラミングの独学は非常に挫折率が高いので、少しでも自分に合った入門書を選びたいところ。
そこで今回はiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールであるiOSアカデミアより、Swift入門書の選び方と効率的な学習方法についてご説明します。
Swiftの入門書を選ぶポイント
iOSエンジニアが高収入を狙える職業であることが知られるに伴い、iOSアプリを作るための言語であるSwiftの関連書もどんどん増えています。
本屋さんに行けば数え切れないほどある本から、どうやって選べばよいのでしょうか?
SwiftとXcodeそれぞれ1冊あればOK
プログラミングに限らず、新しい教材が気になり買い続けてしまう「教材コレクター」のような方をよく見かけますが、結論から言えば2冊あれば十分です。
初心者に必要な情報はどの本でも網羅されていますので、同じような本を複数買うのは時間もお金も無駄になります。
プログラミング言語であるSwiftについての本と、開発環境であるXcodeについての本がそれぞれ1冊あれば良いでしょう。
バージョンが新しい本を買う
プログラミング関連の書籍を買う時にとても重要な点として、「なるべく新しい本を買う」ことが挙げられます。
英語や料理の学習と違って、プログラミングの場合は言語も開発環境もどんどんアップデートされています。
本に掲載されている画面と、自分の手元のパソコンの画面が違うということは頻繁に起こります。また、画面だけでなく構文自体もアップデートされるので、本の通りにプログラミングするとエラーになる場合も。できるだけ新しいものを選びましょう。
あくまで目安ですが、出版から1年経っている本はバージョンが古くてエラーが発生してしまったり、正常に動作しない可能性が高いので、避けておくのが得策です。
現役iOSエンジニアおすすめのSwift入門書
実際に現役のエンジニアがおすすめする入門書をご紹介します。
Swift実践入門
Swiftの概要をつかみやすい入門書です。Swiftのメジャーアップデートに合わせて3→4→5と発売されてきており、最新の本書はSwift5に対応しています。
Swiftの学習を始めるにあたって書籍を選ぶ場合は、この一冊を持っておけば間違いないでしょう。
Xcodeの入門書は新しい書籍を選ぶ
Xcodeに関しては特にこれがおすすめといった本はありません。
どの書籍でも必要な情報は得られますので、「どの」本かよりも、「いつ出版された」本なのか、という方が重要になります。
Xcodeに特化していて、新しい本の中から自分が見やすい本、読みやすそうな本を選ぶと良いでしょう。
Swiftの入門書だけでは不十分な理由
ここまでSwiftやXcodeの入門書についてご紹介してきましたが、実際のところ入門書で学ぶだけで、iOSエンジニアになるのは不可能と言えます。
なぜ本で学ぶだけでは不十分なのかを解説していきます。
アプリ開発にはさまざまなスキルが求められる
入門書で学べるのはあくまでプログラミング言語であるSwiftと、開発環境であるXcodeについてだけです。
これだけでアプリを作ることも理論上不可能ではありませんが、実際に仕事として開発する場合、ビジネスロジックや設計など様々なスキルが求められます。
ハンマーやドリルなど大工道具の使い方を覚えても住宅を建築することはできないのと同じで、入門書で学ぶのはあくまで「ツールの使い方」に過ぎません。
住宅を建築する場合にはプロの大工さん、更には設計を担当する建築士さん、設備、塗装など様々な職種のプロが関わります。
アプリ開発は一人で完結させることができる一方、エンジニアはこういった広範なスキルや知識をカバーする必要があるわけです。
こういったスキルを書籍から全て学ぶのが難しいことは想像に難くありませんよね。
就職を目指すのであれば開発経験が大切
未経験からiOSエンジニアになるには、アプリの開発経験が必須と言えます。
本で学ぶだけでなく、実際にアプリを作り、AppleのApp Storeにリリースして初めて1つのアプリ開発が一区切り付きます。
ここまで行うには本の情報だけでは不足しており、実際に自分で調べて、手を動かして進めていく必要があります。
大変なことのようですが、シェフを雇う時に包丁の使い方しか知らない人を雇えないのと同じだと考えれば理解しやすいでしょう。
シェフのスキルに例えれば、メニューやレシピを考え、材料を切って、味付けをして、加熱調理をして、盛り付けて、すぐ食べられる状態まで持っていく能力があるのは当たり前です。iOSエンジニアの場合はそれが「自分のアプリをリリースする」に当たるわけです。
アプリ開発をするならiOSアカデミアがおすすめ
では実際にどうやってそのスキルを身に着けていくのでしょうか。
結論から言えば、日本唯一のiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールであるiOSアカデミアがおすすめです。
挫折しない環境
前述の通りプログラミングの独学はとても挫折率が高く、iOSアカデミアが独自で行ったプログラミング学習の挫折についてのアンケートでは実に86%に登ります。
もちろんスクールを利用することによって費用はかかります。ですが、圧倒的に短縮できる学習時間と挫折リスクの最小化、結果的により早く稼ぎ始めることを考えれば、十分に回収可能です。
プログラミング学習の最大の障壁は「わからないことが多すぎる」、「エラーの解決に時間がかかる」ことであり、気軽に質問できる環境を整えることは非常に重要です。
iOSアプリ開発に特化しているという強み
近年プログラミングというスキルやエンジニアという職業が注目を浴び、たくさんのプログラミングスクールが誕生しています。
その多くは習得しやすい「Web系言語」と呼ばれるRubyやPHP、Pythonなどをメインとしており、Swiftで行うiOSアプリ開発はあくまで一つのコースに留まっています。
iOSアカデミアではiOSアプリ開発の学習に特化したノウハウを蓄積しており、どこよりも効率的に、最短で学習していただけます。
実際にiOSアカデミアの講師が「独学で1年間」かけて習得した内容を、スクールに通うことによって「2ヶ月半で卒業」された方もいらっしゃいます。
仮に独学で取り組んだとして、1年間かかっても習得できればまだ良いのですが、ほとんどの方はこの間に挫折してしまいます。環境の大事さをお分かりいただけるでしょう。
講師が「プロの」現役エンジニアである
プログラミング学習では、講師の質も非常に重要になります。
某有名プログラミングスクールでは、「つい最近そのスクールを卒業した学生」が講師をしている場合もありますが、iOSアカデミアの講師は全員現役のプロエンジニアです。
更に、独自のメンターポリシーを徹底しており、学習者の方のメンタル状況にまで徹底的に配慮することで学習効率の最大化を実現しています。
メンターの質が非常に重要だからこそ設定しているポリシー。一部を抜粋してご紹介します。
- スクール生は常に学習の障害と戦い続けており、心が疲弊していることを理解して接すること。
- メンターはスクール生の「精神的な医者」であり、スクール生の不安は「精神的な怪我」であり、怪我を放置することは「精神的な死」(=挫折)であることを理解すること。
- スクール生は度々「何が分からないのかが分からない」状態になることがあり、この状態のときはメンターにまず「安心感」を与えることを心がけること。
このメンターポリシーを見ていただくだけで、iOSアカデミアがいかに徹底的に受講生の方のことを考え抜いているかが分かっていただけるでしょう。
こちらのリンクからメンターポリシーの全文をお読み頂けますので、是非ご確認ください。
まとめ
今回はSwiftとXCodeの入門書の選び方、そしてiOSエンジニアになるための学習方法についてご紹介しました。
プログラマー出身のインフルエンサーが「プログラミングは誰でも独学で習得できる」と発信されているのも影響して、独学で挑戦して挫折してしまう方が多いのはとても残念です。
理論上独学での習得も可能ではありますが、実際には長い時間と精神的なタフさが求められるプログラミング学習では、ほとんどの人にとってスクールの利用が必須です。
一般的な大学を卒業しただけの方よりも高い年収を狙えるiOSエンジニアです。コストパフォーマンスに優れたオンラインプログラミングスクールへの投資は、さほど大きなものではないと言えます。
是非iOSアカデミアで学習し、iOSエンジニアという新しい人生を手に入れてください!
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています