プログラマーといえば、朝から晩までパソコンに向き合っているイメージがありますよね。
そんなプログラマーを見て、「プログラマーってなにが楽しいの?」と思ったことはないでしょうか?
今回は、プログラマーが楽しいと感じること5つと、プログラマーがつらいと感じることを3つ紹介していきます。
プログラマーという仕事に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
プログラマーは楽しい?【やりがいを5つ紹介!】
プログラマーが楽しいと感じる瞬間は以下の5つです。
- 書いたプログラムが動いたとき
- 最先端のものをつくっているとき
- プログラムコードをきれいに書けたとき
- 新しい技術を学んでいるとき
- クライアント・ユーザーから喜ばれたとき
1つずつ解説していきます。
①:書いたプログラムが動いたとき
プログラマーが楽しいと感じる瞬間1つ目は、自分が書いたプログラムが動いたときです。
難しい依頼が来たときは、どんなベテランのプログラマーも不安になります。
ですが、なんとかプログラムコードを書いて、実際にプログラムが動いているのを見ると達成感を感じます。
特に、想定外のエラーと戦ったり、多くの修正依頼に対応したりしたときほど、サービスが提供できたときには強く感動するでしょう。
②:最先端のものをつくっているとき
プログラマーが楽しいと感じる瞬間2つめは、最先端のものをつくっているときです。
IT業界という、時代の最先端の分野でものづくりをして、ひとに喜ばれる経験は、なによりも強いやりがいを感じます。
また、プログラマーは市場価値が高い仕事なので、自分に自信を持つことができ、モチベーションの向上にもつながります。
③:プログラムコードをきれいに書けたとき
プログラマーが楽しいと感じる瞬間3つ目は、プログラムコードをきれいに書けたときです。
きちんと整理されたプログラムコードは、バグが起きにくく、メンテナスしやすいというメリットがあります。
複雑な動作を表現するときも、プログラムコードを簡潔に書くことができると、自分のスキルの成長を実感できます。
また、チームメイトやクライアントからも評価され、仕事への楽しさを感じますよ!!
④:新しい技術を学んでいるとき
プログラマーが楽しいと感じる瞬間4つ目は、新しい技術を学んでいるときです。
IT業界はつねに変化しつづけているので、日頃から新しい技術を学ぶ必要があります。
「去年まで使えていた技術が、いまでは時代遅れ」なんてことも日常茶飯事です。
学んだ新しい技術を実際にプログラミングして、いまだ世にないサービスを提供できたときは強く達成感を感じます。
⑤:クライアント・ユーザーから喜ばれたとき
プログラマーが楽しいと感じる瞬間5つ目は、クライアントやユーザーから喜ばれたときです。
プログラマーはものづくりの仕事なので、自分が作ったサービスが誰かの役に立ったと知ったときにとても感動します。
とくにスマホアプリ開発の分野では、アプリストアなどでユーザーの声を身近に感じることができますよ。
プログラマーのつらいこと3選
プログラマーのつらいことは以下の3つです。
- 納期に追われる
- 常に新しい技術を学ぶ必要がある
- トラブル対応をしなければならない
1つずつ解説していきます。
①:納期に追われる
プログラマーのつらいこと1つ目は、納期に追われることです。
プログラマーはクライアントがいて成り立つ仕事なので「間に合いませんでした」は許されません。
想定外のバグが発生したり、とつぜん仕様書が変更になったりすると、作業工程に遅れが生じてしまいます。
納期までに開発が間に合いそうにないと、休日出勤や残業をしないといけないこともあります。
②:常に新しい技術を学ぶ必要がある
プログラマーのつらいこと2つ目は、常に新しい技術を学ぶ必要があることです。
さきほどもお伝えしたように、IT業界はつねに変化し続けています。
なので、自分のスキルを伸ばしてキャリアアップを目指すためには、仕事以外の場でも勉強をする必要があります。
プログラマーは、仕事と休みのオン・オフの境界があいまいなので、休みの日をフルに満喫するのは難しいでしょう。
③:トラブル対応をしなければならない
プログラマーのつらいこと3つ目は、トラブル対応をしなければならないことです。
プログラマーの仕事は「サービスを提供して終わり」ではありません。
開発したサービスにエラーなどの問題が起こったら、すぐに対応をする必要があります。
特にインフラ系などの重大なサービスであれば、より早急な修正が求められるため、休日出勤をしなければならない可能性もあるでしょう。
プログラマーを楽しいと感じる人の特徴
プログラマーを楽しいと感じる人の特徴は以下の3つです。
- 協調性がある
- ものづくりが好き
- めんどくさがりで楽がしたい人
順番に解説していきます。
協調性がある
プログラマーの仕事といえば、ひとりでもくもくとプログラミングをしているイメージがありますが、実際はチームで作業を分担してサービスを開発することがほとんどです。
チームでの開発を進めていく上で、仲間との情報共有や協力してバグの修正をするなど、協調性が求められるシーンはかなり多いです。
なので、協調性がある人はプログラマーに向いていると言えます。
ものづくりが好き
プログラマーは、プログラミングを通してサービスという「もの」をつくるお仕事です。
「このシステムを実装するためにはどんなコードを書けばいいのか」と職人のように頭を使いながらコードを書いていきます。
このように、プログラマーはクリエイティブなお仕事なので、子供の頃から何かを作るのが好きだった人にも適正があります。
めんどくさがりで楽がしたい人
意外に思われるかもしれませんが、プログラマーには「怠け者」が向いています。
なぜなら、怠け者の人は無意識的に業務を効率化させる能力があるからです。
例えば
・業務効率化ツールを駆使する
・プログラムコードを短くまとめる
・単純作業をプログラミングで自動化する
このように、めんどくさがりで常に楽をしたいと考えている人は、プログラマーにかなり向いていますよ。
プログラマーを楽しいと感じない人の特徴
プログラマーを楽しいと感じない人の特徴は以下の3つです。
- 論理的に考えるのが苦手
- ルーティンワークが好き
- 新しいことを学ぶのがキライ
順番に解説していきます。
新しいことを学ぶのがキライ
プログラマーがキャリアアップを目指すのであれば、新しいことを学び続けるのは必須事項です。
「プログラミングを仕事だけでやっている人」と「家でも勉強する人」とでは、圧倒的な差がつきます。
なので、新しいことを学ぼうとせずに、自力で解決しようとする人はプログラマーに向いていません。
論理的に考えるのが苦手
プログラミングは原因と結果がしっかりと結びついているので、コードを書く上では論理的思考力が必要不可欠です。
バグやエラーが発生したときに「なぜこうなったのか」を冷静に考えなければなりません。
論理的思考力がない人は、プログラマーの仕事に苦労してしまうことがしばしばあるでしょう。
ルーティンワークが好き
ルーティンワークとは、手順が決まった単純作業系のお仕事のことです。
プログラミングの仕事では、さまざまなプログラミング言語やコードをあつかって、毎回ちがうサービスをつくっています。
なので「決まった業務をもくもくとやるのが好き」という人はプログラマーには向いていません。
プログラマーの楽しさ・やりがい5選:まとめ
今回は、プログラマーの楽しい瞬間を5つ紹介しました。
まとめると以下の通り。
- 書いたプログラムが動いたとき
- 最先端のものをつくっているとき
- プログラムコードをきれいに書けたとき
- 新しい技術を学んでいるとき
- クライアント・ユーザーから喜ばれたとき
プログラマーの仕事はものづくりが中心なので、クリエイティブな仕事をしたい方にぴったりです!!
大変なこともありますが、適正がある方はぜひ目指してみてくださいね。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています