「ものづくりで人を笑顔に」世界一周経験者インディさんがひた走る“iOSエンジニア”という道

作成日:2021年10月23日 更新日:2021年11月29日
「ものづくりで人を笑顔に」世界一周経験者インディさんがひた走る“iOSエンジニア”という道

クラウドベースのモバイルオーダーシステム『L.B.B.Cloud』を運営する株式会社LBBにて、業務未経験からアプリ開発マネージャーへとわずか1年で駆け上ったiOSアプリ開発エンジニアインディさんがご登場!前職でのものづくりの経験と比較しながらのアプリ開発の魅力や、採用目線での魅力的な人材などについて、詳しく伺ってみました!

プロフィール

楠瀬大志(くすのせ・たいし):以下「インディさん」

元建築プランナーで世界一周経験者。大阪のベンチャー企業でアプリエンジニアをされています。詳しくは本インタビューで!

インタビュワー
SIerでの人事担当、言語教師等を経て現在はインタビューを中心に活動するワーママライター。最近は娘のイヤイヤ期に翻弄され気味。

スタートアップメンバーからマネージャーへ!凝縮され尽くしたその過程とは?

未経験で社内初のiOSエンジニアとしてキャリアスタート!

―――早速ご登場いただきましょう~!インディさんです!本日はどうぞよろしくお願いいたします!

本日はわざわざありがとうございます!よろしくお願いします!

―――笑顔がさわやかで素敵です!まずは、自己紹介をお願いします!

はい!株式会社LBBでiOSエンジニアをしているインディです。入社前にはiOSアプリ開発は全くの未経験でしたが、入社からちょうど1年が経過しようとしている現在、マネージャーや採用担当のポジションに就いています。

―――未経験入社からたった1年でマネージャーに!?

はい。元々弊社では、iOSアプリ開発エンジニアはアウトソーシングで賄っていましたが、1年前に社内のエンジニアが必要だということになったらしく…それで僕が入り、実質初の社内アプリエンジニアとして実務を積んできました。今は順調にメンバーも増えて、僕を含めて4名のチームを組んで開発を行っています。

弊社で運営する『L.B.B.Cloud』は、わかりやすく言えばモバイルオーダーサービスです。イメージとしてはウーバーイーツやマクドナルドのアプリに近いです。アプリ上で注文・決済してから商品をお店に取りに行く、といったものです。

L.B.B.Cloud 

LBBは事業者様に寄り添った、今までにないモバイルオーダープラットフォームです。

それぞれのビジネス環境に合わせたオリジナルのモバイルオーダーシステムを、短納期、低コストで構築することができます。

また、購買データの蓄積、データ活用で顧客体験の向上と売上アップを実現します!

(引用文:https://lbb.co.jp/lp/cloud/より抜粋)

Web開発を学び…まさかの理由でiOSアプリ開発へ

―――凄いスピード感ですね。元々、開発の勉強はされていましたか?

元々は、JavaScriptやPHPなどWeb系を学んでいたんです。ただ、転職先を探す段階で僕が間違えて、iOSアプリ開発の求人に応募してしまって(笑)

―――まさかの(笑)そのまま居付いちゃうのも強すぎるんですが!

採用担当者の方も「あれ?」と思ったみたいです(笑)僕はそれまでWeb開発の勉強を養成スクールに通いつつ自分でしていたので、謎の自信があって、「まぁいけるんじゃないの!」と!でもやっぱり、最初は何もかもがわからなさ過ぎて、泣きそうになりましたよ。

―――申し訳ないですが、それはそうですよねって思っちゃいました!(笑)サポートしてくれる方はどなたかいらっしゃいましたか?

いえ、社内でも誰にも聞けませんでした。自分に何のiOSスキルもなく、誰に教えを乞うこともできない中で作ってきたので大変ではありましたが、今となっては、そういう「全面的に任される」というベンチャーな環境が良かったのかもしれません。

―――短期間で成長できた秘訣はそこにあったのですね。

本当に自分しか居ないという追い込まれた状況は、1年目の自分の成長にとってとても重要な役割を果たしたと思います。

―――厳しさが伺えます…インディさんは、日々どのようにして自己研鑽されてきたのですか?

毎朝仕事開始前に勉強して、それをもとに仕事をして、仕事が終わってから振り返りをするということを続けました。基本的に全て独学です。わからないことは自分で調べるしかありませんでした。ただ、Web系の勉強の時も自分で調べることはしていましたし、そういう姿勢はどこでも必要だと思いますね。

結局、「自走する」という能力がエンジニアの仕事では一番大事です。入社したてのころに限らず、勉強はずっと続きますし、iOSだけでなくどんな言語を習得する場面にも通じることだと思います。

世界一周で得た感情と「なんとかなる」スタンス

「ずっと笑っていた」旅路

―――少し話が戻りますが…インディさんといえば「世界一周」のご経歴も見逃せません!こちらは、エンジニアへの転向前のことでしたよね。

はい、そうです。元々僕は大学で建築を専攻して、新卒で建築プランナーの仕事をしていたんですが、紆余曲折あってそこから離れて、1年間ほど世界40か国を回る旅に出たんですね。

―――世界一周というと超ハードな旅というイメージですが、実際どうでしたか?

一人旅といっても、道中で沢山の出逢いがありましたし、色んな国でボランティア活動などをしながらの旅だったので、結局どこでも人と関わりながら、助けてもらいながら過ごした1年間でした。

前職(建築プランナー)を辞めていざ出発するときには、友人から「お金はどうするの!?」とか「大丈夫!?」とか「危ないよ!!」とかもの凄く心配されましたけど…行って良かったと思います。

―――世界一周については、インディさんのブログ*でも読めるので気になる人はチェックしてみてくださいね!(*…https://www.instagram.com/taishitravel/

―――旅を通して、どのようなことを感じていましたか?

感情としては…ずーっと笑ってましたね!(笑)死にそうになった経験や、騙されたこともありましたし、電車を3日待ち続けたりもしましたけど、それでもずっと楽しくて、ずっと笑っていたと思います。

―――!?ちょっとすいません、“電車を3日待ち続けた”!?

タンザニアというアフリカの南部にある国から、隣国ザンビアへと向かう鉄道に乗るのに、3日待ちました。日本ならたぶん皆怒るじゃないですか(笑)でも、現地の人も「普通だよ?」みたいな感じでずっと待っているので…僕も待ちました。

こういうことを繰り返して、何か起こった時に「まぁ、こういうこともあるよね!」とか、「まぁいっか!」みたいな楽観的な姿勢で居られるようになったと思います。日本に帰ってきたら、周りから「柔らかくなったね」と言われました。

仕事での姿勢にも変化が

―――世界一周を通して、インディさんがご自身について「変わった」と感じるところはありますか?

建築プランナーをしていた頃は、仕事で「こうしたい」と思ったら、自分の意見を強固に押し進めることが大切だと思っていましたし、実際そうしていました。

でも世界一周を終えた後は、たとえば自分の思い通りに事が進まないときでも「まぁ、いいんじゃない?」みたいな…(笑)良い意味での柔軟性が身についたかなと思います。

現在の会社に1人目のエンジニアとして入った時も、未経験なのに「まぁ、なんとかなるか!」って思っていました。だからこそ一歩踏み出せたんですよね。世界一周の旅を通して、鉄の精神と、あとは…鉄の胃袋も手に入れました(笑)

―――鉄の胃袋…そちらはなんとなく予測が…(笑)

インドを訪れたとき、僕滅茶苦茶お腹壊したんですよね!そこで洗礼を受けて、以来、ほとんど壊さなくなりましたよ!(笑)

―――ちなみに、少し余談になりますが…もう一回一つだけ訪れる国を選べるとしたらどこでしょうか?

難しいな!でも…スペインです。“もう一回行きたい国”となると“一番好きな国”とはまた少し違っていて…スペインは、大きすぎて全部見きれていないんです。南北で街並みも気候も人の雰囲気も違って、南の人は踊り出すけど、北の人はそうじゃなかったりします。なのでもう一度訪れて、じっくり回りたいですね。

あとは…インドにはやっぱり行きたいな!お腹壊して出国せざるを得なかった国なので(笑)元気な身体でまた行きたいです。

―――鉄の胃袋再びですね!(笑)世界一周がインディさんを今のお姿にしてくれたのが良くわかるお話で、正直もっともっと聞きたいところです…!

iOSアプリ開発で実現するものづくりの本質

「自分のものづくりで沢山の人を喜ばせたい」がベース

―――世界一周を経て、現在は建築プランナーからエンジニアに転向されたインディさん。率直に、この変化をどう捉えていますか? 

実は、僕の中では、建築とエンジニアってそれほど離れていないんです。

建築プランナー時代は、ショッピングモールの設計をするといったお仕事をしていました。それを選んだ理由は、「自分のものづくりで沢山の人を喜ばせたい」と思ったからでした。

それで最初は大規模なショッピングモールなどの建築を作って、そこに訪れた人達が楽しい思い出を作ったりすることで、それが喜びになれば良いなと考えたんですね。エンジニアでも、作る“もの”が違うだけで、その本質は同じです。

建築プランナーとの違い

―――「自分のものづくりで沢山の人を喜ばせたい」って素敵です!

ショッピングモールの場合「使う人が笑顔になれる・感動できるサービスを作りたい」という思いで、ショッピングモールを訪れた人にとってそこで過ごした記憶が思い出として残れば良いなと思っていました。

エンジニアとしても、使った人を喜ばせたい・感動させたい・笑顔にしたいというのは変わっていません。ただ、エンジニアでは、自分の作ったアプリやサービスが、世界中の人に使ってもらえることで、より多くのユーザーに影響を与えられるというのが、これまでになかった大きな魅力だなと思っています。

―――影響を与えられる範囲が拡大したのですね。アプリ開発ならではの楽しさはありますか?

いやー、もうシンプルに、めちゃくちゃ楽しいですよ、アプリ開発!アプリなので、修正がすぐに反映されるのがとても面白いと思います。

僕は元々サーバーサイドも開発経験があるんですが、そちらは正直十分に面白味を感じられませんでした。作っても見た目に表れないので…その点、アプリの即時反映されるという点はとても魅力的です。

iPhoneを持っていたら、自分の作ったアプリをすぐに立ち上げて、すぐに見られて、すぐに使ってみたりできますしね。実機で試せるのは心強いです。やりたいことだらけで時間が足りない状態が、もうずっと続いています。

―――即時反映も、建築とは異なる点でしょうか?

あ、これはかなり大きな違いだと思っています。建築の場合、たとえばショッピングモールにもなると10年前後のスパンで建造するんですね。完成させるまでに、非常に長い年月がかかります。

たとえ担当していても、自分以外にも色んな多くの人が関わるので、「このショッピングモール自分が作ったんだよ!」とは言いづらいですし、完成の日の目を見るのはどれだけ先になるんだろうっていう、モチベーションを保つ難しさのようなものもありました。

アプリなら、「これ自分が作ったんだよ!」って言えますよね。そして、すぐ“自慢できる”っていう!(笑)自慢できるって、実はすごく大事です。個人開発でも僕は主に自分で使いたいものを作っていますが、先々で公開を考えているものもあるので、その時は開発者として名前が出せるというのも、楽しみの一つです。

―――わたしも楽しみです!公開時にはぜひ情報発信をお願いいたします!

地方×iOSアプリ開発エンジニアという強み

―――未経験から出発されたインディさんとして、初学者からのiOSアプリ開発への参入のしやすさはどうでしたか?

アプリ開発は、Webと比較しても初学者にとってとっつきやすいと感じます。環境構築などiOS独自の難しさを感じた部分はもちろんありますが、今は特に、Swiftという言語も勉強のハードルが低くなってきています。

―――iOSアプリ開発エンジニアという人材の価値は、今後どうなるでしょう?

iOSアプリ開発エンジニアは、今非常に希少性が高いです。Webの方が案件の全体数は多いですが、その分エンジニアも多いので、結局取り合いになります。iOSアプリ開発の場合、案件に対して人材がとにかく少なくて、いい条件で仕事を見つけやすいのが現状です。

そして地方在住×iOSエンジニアというのはとくに今強いと思います。東京にはある程度数が居ても、大阪をはじめとして、首都圏外や地方のエンジニアは、とにかく数が少ない。なので、やったらやった分だけ就職先も凄く増えるし、フリーランスになれば努力が成果に直結します。

今後「場所は関係ない」というような時代に徐々に移り変わってくるでしょうが、僕自身採用担当者として現に、大阪でエンジニアを探すのに苦労したりしていますしね。

―――インディさんご自身は、今後もずっと大阪でお仕事される予定ですか?

僕実は…今後も4回は世界一周したいなって思っているんです!ゆくゆくは、世界中旅をしながら仕事したいなって。アプリ開発は少人数で開発チームを組めるので、他のプロジェクトなら現地にとどまらざるを得ないような場面でも、自由度が高くいられて、僕のこういった夢も実現しやすいと思っています。

駆け出しエンジニアへのメッセージ

採用担当者として「欲しい」エンジニア像

―――先ほど少しお話頂いたように、インディさんは現在採用もご担当されているのですよね。採用担当者として、今後どのようなエンジニアが重宝されると思われますか?

まず、採用サイドからは「会社のビジョンに共感してくれる」という部分は最も重要です。これはどの企業でも同じ前提だと思いますし、企業に入るなら企業理念やビジョンはよく知って、自分がそれに共感できるかどうかを考えて欲しいですね。

そのうえで、エンジニアとしては、やはり「自走できる人」が強いと思います。わからないことがあったら自分でとりあえず試してやってみて、ダメなら調べるという能力です。

大企業の場合、教育制度が整備されていて、学ぶ時間も多く与えられたりしますが、弊社のような若い会社やスタートアップ企業では、未経験者に対しても成果を求めます。敢えて厳しいことを言うと、採用してお金を出して、それで成果もないとなると、そういう人は難しかったりします。

例えば、僕が採用した未経験者の一人について、個人的に一番良いなと思うのは「とりあえずやってみますね」とトライしてみるところです。これによって、マネージャーとしても必要以上に時間を取られずに済みますし、助かるなと思います。

あとは、自分の意見もちゃんと言いつつ相手の意見も受け入れる、というチームワークは本当に大事ですね。

―――新人エンジニアや駆け出しエンジニアの時期に特に大切なことって何でしょうか?

わからないことをそのままにして放置しないことですね!何か問題が発生して、もしわからなかったら、自分でまずは考えてトライしたうえで、調べたり、知識がある人に聞いたりして、わからないまま放置しない。今詰まっている部分は次も絶対に詰まるので。

僕もiOSエンジニア初期には、環境構築などのコード以外のところで躓くことがすごく多かったです。アプリ開発なので公開するのに申請も必要で、そのあたりを苦戦したりもしました。

当時は自分で調べて時間をかけてやりましたが、例えばiOSアカデミアのように、教育サービスとして充実しているものがあれば、それを適宜活用すると良いと思います。基礎の部分をちゃんと教わっていれば、もっと早かっただろうなと思うので。メンターのように、わからないところを聞ける人が居たら、時間を大幅に短縮できますよ。

―――インディさんご自身は自走に徹して独学を貫かれたからこその教えですね!バランス大事…!

駆け出しの人にアドバイスを!勉強の方法など

―――さきほど少し話題に上りましたが、教育サービスとして最近はオンラインスクールが急増しています。スクール選びのポイントなどはありますか?

僕が利用していたスクールは規模が大きかったので、メンターに質問しづらかったのが難点でした。生徒数に対してメンター数が少ないため、質問したくても1時間くらい繋がらないとか…それで苛々して、結果ほとんど質問せずに一人で進めてしまっていました。スクール生とメンターとの数のバランスが悪いと、こういうことが起こりやすいのかなと思います。

その点、開校してあまり時間が経っていないなどでスクール生が少ない状態のところを選べば、メンターとも繋がりやすく、質問するのに良い環境かもしれません。なので、iOSアカデミアさん(2021年夏開校)に関しては、まさに今が入り時だと思います。(笑)

―――ありがとうございます!(笑)メンター活用については、時間短縮以外のメリットもあるでしょうか?

自分がわからない中で支えてくれる人は、一人居ると勉強のモチベーションが全然違います。モチベーションを保ちつつ自走し続けた先で、自分がなりたいエンジニアになれますからね!

―――ありがとうございます!最後に、今後エンジニアを目指す人やスクールに通う人、駆け出しエンジニアの方達にむけて激励をお願いします!

先ほどお伝えしましたが、現在iOSアプリ開発エンジニアというのは本当に貴重な存在です。そしてこの時期は、長くは続かないと思います。現状、市場ではシニアエンジニアか初心者かの二極化が深刻で、初心者でも少し頑張って実力をつけていけば、良い条件で重宝されたりします。なので、始めるなら今しかない!です。特に学生さんは、今のうちに力をつけておくのが良いですよ。

エラー解決などで苦しい時は、「必ずどこかに答えはある!」ということを忘れずに。自分の起こしたバグって大抵どこかに答えがあるんです。最先端の技術ばかりを扱っているわけじゃないのなら、何かどこかにヒントがあって、それを頼りに問題を探っていけば大丈夫です。時間をかけても、落ち込まずにコツコツやっていけば、必ず答えは見つかりますからね。

色んな人に色々聞ける環境を存分に活用しながら、ぜひ頑張ってみてくださいね!

インタビューを終えて

温かく親しみやすいお話しぶりの中、深い好奇心とものづくりへの情熱が伝わり、聞きながらこちらもわくわくしてしまいました。時代を見据えた採用者ならではの駆け出しエンジニアさんに対する真摯で実のあるアドバイスも、今その立場にある方々だけでなく、新時代を生きるエンジニアさんにはぜひ参考になさって欲しいところです!まさに今後世界を股にかけるエンジニアになるであろうインディさんの一層のご活躍、楽しみにしております!本日は貴重なお話を頂き、本当にありがとうございました!

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