Mac VS Windows!各OSのメリット・デメリットを比較!

作成日:2022年2月11日 更新日:2023年6月20日
Mac VS Windows!各OSのメリット・デメリットを比較!

今までWindowsのパソコンを使っていた、もしくは今までパソコンは持っていなかったけれど、事情によって新しくパソコンが必要になった、なんて方もいるかもしれません。そこでiOSアプリの開発ができたり少しかっこいい印象のあるMacを買いたいけれど、実際のところWindowsと比較してどうなんだろう、と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこでこのページでは、いろいろな観点からMacOSとWindowsを比較していきます。

OSの基本的な考え方

まずOSの基本的な考え方として、なんとなく雰囲気でMacを選ばないことが重要です。Windowsの方がコストパフォーマンスが良いだけでなく、後述する複数の観点から使いやすいです。

そのため特に理由なくなんとなく選ぶなら、Windowsを選択した方が無難です。ではMacはおすすめではないのかというと、決してそんなことはありません。当然Macを選ぶメリットがある場合もあります。

ではWindows、Macのそれぞれのメリット、デメリットを解説していきます。

Windowsのメリット

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まずはWindowsのメリットをご紹介します。

シェアが大きい

Windowsはシェアが圧倒的に大きいです。具体的には日本でも世界でもデスクトップOS全体の7割前後かそれ以上がWindowsです。一方でMacOSのシェアは20%を下回っています。圧倒的にWindowsのシェアの方が大きいということです。

参考資料:https://news.mynavi.jp/article/20210103-1621240/
https://news.mynavi.jp/article/20210602-1897674/

これだけWindowsのシェアが大きいので、特別な理由がなければWindowsを選択した方が間違いがありません。シェアが大きいことにそれほどメリットを感じないという方も多いかもしれません。

しかし、シェアが大きいことは単に安心につながるだけではありません。シェアが大きいとそれだけネット上などにも情報が多くなります。たとえばツールを使用する際にトラブルが発生した場合、Windowsならネット検索した際の情報が充実しています。

当然MacOSの情報がないというわけではありませんが、Windowsと比較するとどうしても情報量が劣るのは事実です。OSのシェアが大きいことは、情報量という点で利点になります。

操作しやすい

ほとんどの方は最初にWindowsのパソコンに触れているかと思います。たとえば普段会社で使用するパソコンなどもWindowsであることが大半でしょう。つまりWindowsの方が操作に慣れているということです。

MacとWindowsではキーボードなどの操作性が異なり、また当然OSの操作全般が異なります。慣れないうちはMacの操作が大変に感じると思います。特に理由がないなら、操作に慣れたWindowsを使用するのが得策と言えそうです。

コストパフォーマンスが良い

WindowsはMacよりも大量生産しているので、結果的にコストパフォーマンスが良いです。逆に言えばMacは生産数が少ない分コストパフォーマンスは低く、希少価値に対してお金を払っている部分もあります。

明確にMacでなければならない理由がないなら、Windowsの方がお得でしょう。

Windowsのデメリット

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次にWindowsのデメリットとして、Macでしかできないことができないという点が挙げられます。後述しますがセキュリティ面はMacの方が強固です。ただしWindowsのセキュリティに大きな問題があるというわけではないので、明確にデメリットとは言えないでしょう。

他には、イメージとしてMacの方がなんとなくかっこよいなどもあるかもしれません。

とはいえ些細な問題なので、Macでなければならない理由がない限り、Windowsの方が利便性は高いと言えます。では具体的にMacでならなければならない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

Macのメリット

Macのメリットをご紹介します。

iOSのプログラミングができる

Macを選ぶ一番の理由として、iOSのアプリ開発が挙げられると思います。もちろんiOSのアプリ開発をしなくてもMacを選ぶ理由はあるのですが、iOSのアプリ開発を行う場合Macのパソコンは必須です。

iOSのアプリ開発を行う場合Macのパソコンを持つ理由は明確で、またもっともMacをフル活用できていると言えそうです。

ディスプレイが高画質

Macのパソコンは平均的にWindowsよりもディスプレイが高画質です。一度Macのディスプレイに慣れたらWindowsには戻れなくなるという意見もあるくらいです。そこまで高画質を求めていない人であればWindowsで問題ありませんが、とにかく高画質を求めたい場合はMacの方が合っているでしょう。

持ち運びが便利

Macは端末が小さい機種があり、持ち運びが便利です。またWindowsに比べて持ち運ぶことが前提となる設計になっていて、薄型です。普段ノートパソコンを持ち歩いて出先で作業する方などには良いでしょう。

ただしWindowsが持ち運びに不便というわけではなく、基本的にはWindowsのノートパソコンも持ち運びに便利で、特に薄型になっている端末などもあります。そのため、持ち運びの利便性に関してはMacを選ぶ決め手にはならないでしょう。

あとはカフェなどで使用するパソコンとしてMacの方がかっこいいなどのイメージはあるかもしれません。とはいえこれも微妙な話ではあるので、Macを選ぶ決め手にはならないはずです。

セキュリティが強固

Windowsに比べてMacはセキュリティに力を入れています。Windowsのセキュリティに問題があるというわけではありませんが、Macの方がより力を入れていることは間違いありません。

たとえばWindowsの場合OSのアップデートを推奨して古いOSのサポートを切っていますが、OSのアップデートは有料です。一方でMacの場合パソコン本体が対応していれば無料でOSをアップデートできます。

OSの無料アップデートはセキュリティ対策にとって非常に重要なものであり、これを有料にしているWindowsはセキュリティ事故のリスクを許容していると言えます。古いOSのサポートを終了させるだけでなく、新たなOSの導入を進める必要があり、そのためにはお金や手間がかかります。セキュリティ面でもMacの方が良いです。

iPhoneとの親和性がある

iPhoneユーザーはMacの方が共通するアプリ等が多く使いやすいです。iPhoneはWindowsにも対応しているのでiPhoneとWindowsの組み合わせでも問題はありませんが、iPhoneとMacの組み合わせの方がより利便性が高いということです。

Macのデメリット

次に、Macのデメリットです。

操作に癖がある

Macは操作に癖があります。Macに癖があるというよりは、Windowsに慣れている人からすると違いを感じるということです。最初のうちはキーボードやOSの使い方に不慣れで、思うように操作できない可能性が高いでしょう。

ただししばらく使っていれば慣れるので、過度に心配する必要はありません。

平均的に価格が高い

Macは同程度のスペックのWindowsのパソコンに比べると価格が高いです。理由は、Windowsの方が大量生産しているため一つ一つの価格が下がるからです。Macのパソコンを買うということは、少なからずWindowsに比べると希少価値に対してお金を払っていることになります。

とはいえ明確にMacが必要なのであれば、多少価格が高くても購入する価値はあるでしょう。

シェアが小さい

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MacはWindowsに比べるとシェアが小さいです。世界的にも日本国内でもWindowsはMacの3倍~4倍程度のシェアになります。

参考資料:https://news.mynavi.jp/article/20210103-1621240/
https://news.mynavi.jp/article/20210602-1897674/

シェアが小さいことによって価格が高くなるだけでなく、情報が少ないというデメリットも生まれます。たとえばツール導入時などに不具合が生じた際、ネット検索でヒットする情報数がWindowsの方が多いです。

もちろんMacもシェアが小さいというわけではないので情報はだいたい出てきますが、Windowsにはかなわないということです。

Microsoft Officeとの互換性が悪い

Microsoft Officeを使用する人にとっては、Macには大きなデメリットがあります。基本的にMicrosoft OfficeはWindows用のソフトなので、Macとの互換性が悪いです。Macでも似たようなツールを使用することはできるのですが、互換性という意味ではデメリットが生じるのです。

たとえばMacのオフィスに類似するツールでファイルを作成して、それをMicrosoft Officeに変換するとレイアウトが崩れるなどのトラブルが発生しがちです。そのため普段仕事でMicrosoft Officeを使用する方はWindowsの方が利便性が高い面もあります。

ただし最近はオンラインでOSに関係なくMicrosoft Officeを使えるので、利便性が低いのはあくまでもローカル環境で作業する場合です。

まとめ

MacとWindowsには複数の違いがありますが、特に理由がないのであればWindowsを選択するのがおすすめです。Macは、どうしてもMacが必要という場合に選択するのがおすすめです。

理由は、生産台数が多い分Windowsの方が安く、また慣れている分使いやすいからです。特にMicrosoft Officeが必要になるシチュエーションもあるはずなので、その点でもWindowsは便利です。

MacはiOSアプリの開発を行う場合や、ディスプレイの画質にこだわる場合、あとはMac専用のアプリの充実度を求める場合などにおすすめです。

監修者

山田卓
山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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