「やっぱりものを作るのが好き」“本業”ד副業”で輝くiOSアプリ開発エンジニアよここさんの多彩で一途な生き方

作成日:2021年6月24日 更新日:2021年9月16日
「やっぱりものを作るのが好き」“本業”ד副業”で輝くiOSアプリ開発エンジニアよここさんの多彩で一途な生き方

本業の会社で正社員として勤務される傍ら、副業でも様々なiOSアプリ開発に携わっていらっしゃるiOSエンジニアよここさん。今回は、“本業”ד副業”という2足の草鞋を履きこなす仕事スタイルやマルチな業務内容、一方で一貫してエンジニアとしてのキャリアを貫かれることに垣間見えるエンジニアリングへの想いなどについて、詳しく伺ってみたいと思います! 

プロフィール

よここさん(仮名)以下「よここさん」

フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、CSや人事採用など多彩な業務を経て、現在はiOSアプリ開発をメインで行うエンジニア。少人数ベンチャー企業での勤務経験が豊富で、本業、副業を問わず多彩に活躍されています。

インタビュワー
SIerでの人事担当、言語教師等を経て現在はインタビューを中心に活動するワーママライター。最近はわが子の可愛さに打ちひしがれる日々。

“本業”ד副業”という「軸のある」働き方

―――よここさんは現在本業でiOSエンジニアとしてH社へと所属されるほか、株式会社Lang-8でも副業としてHiNativeというiOSアプリ開発に参入されていますね。

はい、株式会社Lang-8には副業として関わっています。僕は業務委託で平日の朝夜や休日に開発に携わる形です。参加し始めたのは、去年の7月半ばくらいからかな。

―――開発でよここさんの担われる役割についても教えて頂けますか?

現在の主な業務としては「自動化」を担当しています。

たとえば、HiNativeに限らず開発中のアプリでは、機能変更したものを実機などで確認すると思うのですが、HiNativeの場合、開発者各自のPCで30分ほどプログラムを実行する必要がありました。プログラムの実行中は開発業務をすることが難しく、待ち時間が発生してしまっていました。

そこでプログラムの実行を各自のPCで行うことを辞め、仮想コンピュータにやらせてしまおう!と思い、実施しました。仮想コンピュータで実行することにより、各々のエンジニアさんが30分間という時間を別の作業に費やすことができるようになりました。

基本的に業務委託では、社内の既存メンバーの知見を補ったり、それまでやりたくてもできる人が居なかった部分にコミットするパフォーマンスが求められます。

株式会社Lang-8の場合、既存メンバーと外部参入者の両方に「プロダクトをよくしよう」という共通認識があるのでやりやすいと感じます。既存メンバーや環境の持つ課題にコミットできて、新たな知見を共有することでそれまでできなかったことができるようになる、という意味で、貢献できているのかなと思います。

「忙しい」と感じたことはない

―――やはり、本業と副業とでは関わり方に違いがありますか? 

そうですね、まず基本として、日中は本業があり、それ以外の時間で他のプロジェクトに副業として携わっているので、従事する時間、作業する時間帯が両者で全然違います。

例えば現在は10-19時で本業をして、副業はそれ以外の時間で行っています。なので、副業で関わる段階では、そのプロジェクトの本業の方達はほとんど退勤済みだったりして、メンションを送る時間帯によっては翌日まで返答が返ってこなかったり、といったことはありますね。

―――そもそも、本業以外に副業もされているというのは滅茶苦茶忙しいのではないでしょうか?

いや…あんまり忙しいとかって、思ったことないですね。

(コロナの影響で)通勤時間も、決められている就業時間もないので、自分の中で時間を区切りやすいんですよね。自分の時間を自由にとりやすいというか…例えば7-10時は株式会社Lang-8で働いて、そちらのiOSアプリ開発やって、他10時-は本業をやって…副業は昔からしていましたが、今は一層やりやすいと感じます。

―――一層というと、(コロナ禍によって)リモートワークが増えたことの影響もありますか?

はい。皆実は出社したくないんじゃないかなって…(笑)僕、今更週5で出社とかムリな気がします(笑)

もちろん、出社によってパフォーマンスの変わる業界もありますし、エンジニアでも自宅での開発環境の整えやすさや、暮らす部屋の間取りや人数とか関係あると思うんですけど、僕の場合は、ありがたいことに家でできることがほとんどです。

本業で所属している会社の場合でも、アプリと連携するハードウェアなど、特別に必要な機材を使うために出社することなどはありますが、基本的に家でできます。

“本業”を持っておくことのメリットも

―――業務形態として、フリーランスとして独立されるのではなく“本業”を持ち続ける理由はありますか?

“本業”の定義が難しいですが、独立に対して会社に所属するかどうかという点については、正直今後のことはわかりません…(笑)ですが、何をするにしても軸を一つ持っていたいです。「自分はここにこだわりがある/ここで価値を出せる」が明らかになるので、仕事を依頼する側も請ける側も働きやすいと思うので。

ちょっと本題とはずれるんですが、正社員として働く場合、会社規模によっては自分の専門分野で100%のパフォーマンスを出さなくてもいい場面があります。

これは専門分野外のことへの挑戦という意味ですが、できるだけのことはやるという前提で、社内の課題であれば自分の専門分野以外であっても、たとえば人事採用やそれ以外のことなど、やりたい人がその人のもつ能力で埋め合わせをすればよかったりする場面などもあると思うので、そのあたりは正社員の良さ?だと感じます。

―――なるほど…軸としての”本業”に対して、“副業”を持つ良さもあるでしょうか?

自分のメイン業務では挑戦しづらいことに対しても業務として貢献できるのが副業だと思っています。技術の内容や気になってる業界、全くやったことがないことでもあるいは受け入れられるかもしれません。

本業とは別の組織と関わるのは楽しいですし、自分の能力を伸ばす意味でも、所得を増やす意味でも、可処分時間を有効利用できるので副業を続けていますし、今後も続けていきたいと思っています。

―――今は”副業”促進の社会的潮流もあり、始めようとする人も多いと思うのですが、”副業”をするにあたっての留意点やコツなどもぜひ聞かせて頂きたいです!

副業含め業務委託として仕事をする場合、やはりある程度のスキルが求められますし、パフォーマンスを出せないと続けるのが難しいです。

社外で人を探すというのは基本的に課題がある分野でパフォーマンスを出してほしいからなので、スキルを求められるのは当たり前といえばそうなのですが…。必要な分野でお手伝いしていただき、言い方悪いですが不要であれば切ることもできる、というのが業務委託だと思うので。

だからこそ、自分で常に人から必要とされる状態を作り出せるなら、独立するのもありだとは思います。〇〇の分野では、△△くらいの対価で□□くらいのパフォーマンスが出せる、といったわかりやすい専門性を持っている技術があれば、その分野では食べていけると思いますし、稼働のコントロールもしやすいのかな。

気になる人脈の作り方は?

―――よここさんの場合、本業を軸としつつ、iOSアプリ開発でのパフォーマンスの安定が副業へと繋がっていると感じます。気になるのが、ではどうやって自分に合うプロジェクトや職場を見つけていらっしゃるかという点です。

「どれだけ多く考えられたか」が出来ることの幅を広げる

―――まず、現在の本業でのお仕事とポジションについても伺えますか

本業でもiOSエンジニアとして開発を行っています。

リリース前の新規プロダクトの開発なのでお話できることがあまりないのですが…。

プロダクトマネージャーをはじめ、デザイナーやカスタマーサクセスなど色々な立場の人と直接やり取りをしながら自分たちが提供できる価値や体験について考え、日々より良いものを提供できるできるように取り組んでいます。

また、事業の立ち上げにあたり、当初はiOSエンジニアが自分ひとりだったこともあり、ジョブディスクリプションの定義や人材のスカウト、採用面接に出て弊社で働いてほしい仲間を口説いたり、迎えるにあたってのオンボーディングを考えたり…0からチームを作るところまで含めて一通り携わらせていただきました。

―――ヘッドハンティングまで!?業務の幅広すぎでは!?

最初から最後まで、必要なことはなんでもやる感じですね。やっぱり開発に人を招く場合、自分のチームなので、採用するとなると一緒に働くわけじゃないですか。

だから、採用担当に任せきりにするのも逆に変な話じゃないかなと思って…「こういう人欲しいよね」ってなったら、探すところからやって、いい人が居たら実際に会話して、その人の技術水準や人柄、相手の希望なども摺合せをしていけた方が、互いにとっても会社にとっても良いと思うので。

―――エンジニアさんとして、そこまで多角的に担当される人は稀じゃないでしょうか。

会社の規模など環境にもよると思いますが、自分でできる範囲なら自分でやっていいのかなと思っています。やらなければならない時に人数が限られてたりするような状況であれば尚更ですね。

何かを始める時って経験があるかどうかはあまり関係なく(もちろん経験があるに越したことはないのですが)て、採用の話であれば、人を採用するにはどうしたら良いかということを考えて、アクションを起こすしかないんですね。

極端な例かもしれませんが、一人で会社を起こしたとして、「採用担当」という立場の人が最初からいることってなかなかないじゃないですか、じゃあ採用できないのか?といったら決してそんなことはなくて…。

エージェントを使うとか、実績ある人にSNSでダイレクトメッセージを送るとか…それで初動で礼儀を欠かず、相手もこちらに興味が少しでもあればリアクションを起こしてくれたりもしますし、そこからは先はコミュニケーションの問題になると思います。

経験のない業務であっても、要は「達成したいことのために人よりどれだけ考えられたか」が肝心だと思います。

“積み重ね”で人の縁も紡ぐ

―――ちなみに、現在のH社にご入社された経緯はどのようなものだったのでしょうか?

前職の代表の紹介です。

転職活動をしていた時には既に退職が決まっていたんですが、前職の代表の所属してるコミュニティに「こういうスキルセットのエンジニアが転職活動中なんだけど興味ある人いない?」とシェアしてくださって…。

結果として何社か興味を持っていただけたのですが、そのうちの1社に遊びに行った際に、会って話して気づいたら入社日が決まって…そんな感じでした。

その前職も元はお酒の場でたまたま一緒に話して「こういう人探してるんだけど…」から副業で関わり、そのまま入社という経緯だったりもしました。

―――いや、もう“ド人脈”じゃないですか…!現在、働き方の変化や副業推進などで「人脈構築」がしばしばテーマにもなっています。ぜひよここさんからヒントを頂きたいです。

うーん…僕、「人脈構築」という観点で動いたことは実はあまりないです。一緒にお仕事させていただいた人達とたまにご飯を食べたりとかはありますが、普段から連絡を取り続けている人ってほとんどいないかもしれません。

何かしらで関わらせて頂く機会があった人だけやり取りしたことを覚えておくようにしていて、例えばSNSでその人にとって大切な話題を見つけた時はチェックしておいて、必要な時に力になったり、逆に助けていただいたり、「細く長く」のような関わり方をしています。

自分が積極的にコミュニティに飛び込むといったことがあまり得意ではないだけなのですが…(笑)

自分から積極的に人脈を築きたいのであれば、まずは「どういう人と関わりたいか」は次の行動の移しやすさに影響するのではっきりさせておいた方がいいと思います。

Twitterを例にすると「自分が興味のある分野についてツイートしている人」「興味のあるイベントのハッシュタグを使っている人」などから探してみてはいかがでしょうか。

興味のない分野のことをツイートする人ってあまりいないと思いますし、軽率にTwitterでフォローしてみたり、いいねしてみたり、勇気があればリプライしてみるのもいいかもしれません。

今だとオンラインの勉強会とかも頻繁に開催されています(オンライン開催ならではの聴講枠のようなものも増えてるので以前より参加ハードルは下がってそうです)し、イベントのハッシュタグをつけて思ったことをツイートしてみるのもいいかもしれません。

―――よここさんもTwitterで情報収集されることはありますか?

Twitterはたまに見る程度にしています。本当はずっと見ていたいのですが、制限しないと本当にずっと見ていてしまうので…(笑)

見る時もList機能などを使って情報を分類しています。興味のある分野のエンジニアのツイートだったり、動物のgifだったり、色々です。とにかく情報量が多いので、情報の生産性みたいなところに全振りすると脳が疲れちゃって…エンタメや癒やし要素なども大事です。

Twitter以外だとGitHubのトレンドを眺めたり、RSSを購読したり、社内のチャットツールにシェアされる記事を見てみたりなどですかね。

―――就職以前のご経歴についても伺いたいです。よここさんは、大学では情報系のご専攻だったのですか? 

はい。大学では情報系を専攻していました。初めてプログラミングに触れたのもこの時です。

卒業後は新卒で独立系SIerの会社に就職して…ただ、そこではプロダクトを納品して終わる場合や、運用することがあってもベンダーの意志をただ反映するだけの場合が多く、働いていくうちに自分で作ったものを自分で考えて良くしていく仕事をしたくて2社目に転職しました。

―――ご自身の興味が次の道を決めるポイントだったのですね。

そうですね。納品して終わりではなく、プロダクトがどのように使われて、ユーザーからフィードバックを受けて、自分たちでどのように改善すればいいかを考えて、プロダクトを育てていくことをしたいと思っていました。なので、自社サービスを持っている会社に行きたいなと。

その時に副業として関わらせていただいていた会社は、自社サービスを持っていたり自分の好きな分野のサービスで成長していたりしていて、フルコミットしたいと思い、そのまま入社する形となりました。

既に副業として関わっていたこともあり、お互いに気心も知れていたし、自分が働くイメージが持てていたのも大きな決め手だったと思います。

―――スキルもご縁も“積み重ね”だとひしひしと感じます…

振り返ってみると本当にそうだと思います。ご縁があった方には本当に助けられての今ですね。僕自身が結構ノリで生きているところがあるので、いい意思決定をしてきたかはちょっと自信ありませんが(笑)

エンジニアリングに魅了されて

エンジニアリングの原体験となったゲーム制作

―――多彩な業務に携わりつつも、一貫してエンジニアとしてのキャリアを貫いていらっしゃったよここさん。この道を志されたきっかけについてもお聞きできますか?

僕のエンジニアとしての原体験は、大学時代のゲーム制作ですね。そこで制作に携わる中で、「作ったものが動くって楽しい」と思った記憶があって、今もその延長線上にいます。

当初はプロダクトを作るだけで満足していましたが、プロダクトどのように使われるかを知りたくなり、新卒で入社した会社から転職した時も原体験の振り返りが元になっている気がします。自分が作ったゲームを遊んでもらえた時、ギミックでプレイヤーが期待通りの反応をした時の嬉しさを思い出しました。

―――ゲーム制作というと、チームで行われる制作でしょうか?

はい、そうです。様々な得意分野を持って、共通してゲームを作るのが好きな人が集まって作ってました。

自分はよくゲームを作るイベントに参加していたんですが、自分が作ったものが動くところが見られるのもすごく楽しかったですし、初対面の人とワイワイしながら作るのも楽しかったです。文化祭の前日みたいな感じですね。そこからものづくりにハマっていきました。

―――ゲームを作るイベント、ですか?

はい。自分が参加していたものだと、参加者の中からランダムにチームを作って8時間でゲームを制作するといった内容のものでした。有名なイベントだと、ハッカソン*などがあります。

ゲーム制作と一言でいっても、それを構成する色んな業務があります。例えば、どういうゲームを作るかという「企画」、「キャラクターデザイン」、「グラフィック」全般、「音楽制作」、などもありますね。

ただ、編成されたチームでは必ずしも一人一人のスキルや要素が分散しているわけじゃないんですよ。だから絵を描ける人が一人もいないチームが出来たりします(笑)そういうチームでも、その中のメンバーでなんとかやりくりして、とりあえず一本作ってみるしかない。

今はフリー素材サイトなどがあるので、そういう場合でも作りやすくなったと思いますが、当時はとりあえず素人でも絵描いてみよう!みたいなこともしました。

*「ハッカソン」について…

ハッカソン(hackathon)とは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせて造られた言葉で、一般にプログラマや設計者などエンジニアリングの関係者や有志のメンバーが、決められた短期間で集中的に定められたテーマに応じたプロダクトの開発を行うイベントを指しています。近年はオンラインでの実施を行う団体もあり、新たな開催形式も模索されているようです。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

―――もの凄いスパルタ…鍛えられそうです。

そうかもですね(笑)

でもおかげで「やってみると意外とうまくいく」ということを学べました。

最初はうまくいかなくても「なぜ期待通りの結果にならなかったのか」を分析して再チャレンジすれば、何度か取り組んでるうちにそれなりの結果が出てきます。少なくとも後退することは無いはず。

また、これはチームで物事を進めることに共通して言えることだと思うんですが、個人が完璧に物事をこなせる必要はないです。得意分野があるなら得意分野で結果を出すのいいと思うんですが、もし必要な分野を得意な人がいなければ、とりあえずやってみる。

どうすればいいのか調べて、着手して、結果から次にどうすればいいのかを考えて、また再チャレンジしての繰り返しで、経験の有無なんて結構どうでもいいと思ってます。もちろん、あるに越したことはないのはそれはそうなんですけど。

エンジニアリングだけでなく、今の仕事で携わった「採用」も同じようにトライアンドエラーでやってます。自分自身で気づいたことでもありますが、悩んでいるくらいならできることからやっちゃえ、というのは、関わる人やチームから教わった部分も多いです。

「悩んでいるくらいならやっちゃえ」!

―――この流れで、今後iOSエンジニアを目指す人にもアドバイスをいただけますか?

自分の過去の経験から言うとやはり、悩んでいるなら、とりあえずアプリを一本作ってみることをおすすめします

先のゲーム制作イベントもそうですし、大学時代僕がゲームを開発するNPO法人に所属していたころの先輩は、「悩んでいる暇があったらとりあえずやってみなよ!」というスタンスの人だったので、それも影響しているかもしれません(笑)

そして、実際開発の場でも、やってみないと分からないことが沢山あります。難しいことも、想像しているだけではそれが実際に難しいかどうかもわからないですよね。色んなものを作って、動かして、フィードバックを貰うこと。そしてそれが妥当なら真摯に受け止めて、作ったものを改善していくこと。これの繰り返しが基本です。

フィードバックを貰うにあたっても、何かを議論する段階で「〇〇ってどう思いますか?」「〇〇についてどうしたらいいと思いますか?」ではなく、「ここを具体的にこうしたいんですけど、どう思いますか?」といった切り口があれば、フィードバックも具体的なものが貰いやすいです。

だから、そういった議論の叩き台を作るためにも、まずは自分でプロダクトを作ってみるというのがすごく重要。独りで悩んでいても何が課題であるかすらわからないので、100%綺麗でなくとも、自分なりに出来たものがあれば大丈夫です。その範囲でフィードバックを貰うことを繰り返して、成長していけばいいと思います。

―――心強いアドバイスです。実際開発するにあたって、「iOSアプリ開発」のハードルは他の分野と比較して高いとも聞きますが、それについてはどうでしょうか?

iOS開発特有の証明書などの部分でハマる人はいるかも…?個人的には比較的やりやすいというか、続けやすい方だと思っています。

理由はいくつかあって、まずは最小構成で動くものが作りやすいという点です。これはWebのフロントエンドやAndroidも同様ではあるのですが、バックエンドと連携せずに動くものを作ることができます。

最近だとFirebaseなどを利用することでサーバーレスでバックエンド連携のサービスを作ることも可能になっていますし、本当に便利な世の中になりました。

次に、これは個人差があるのですが、アニメーションなど目に見える部分が大きく、標準のAPIも充実しているので、比較的興味を持ちやすい要素が整っているという点が挙げられます。

プログラミングは「自分が何かをして、その結果によってモノが動く」という部分に面白さを感じてもらえる部分が大きいのかなと思っていて、興味を持ちやすいというのは開発を続ける上でとても大きなモチベーションになります

そして、国内に限って言えばiOSのシェアも多いので、単純に使って貰える人の母数が多く、たくさんの人に価値を提供できたり、また多くの人からフィードバックを貰いやすいと思います。

フィードバックが貰えると「この機能はもっとよくできる」「こういう需要もあるのか」など新しい発見が生まれ、次の興味へとつながるのかなと思います。

開発はずっとしていたい

―――ありがとうございます。最後に、よここさんご自身の夢についても教えてください!

夢?!(笑)うーん、そうですね…開発はずっとしていたいなって思います。やっぱりものを作るのが好きなので。現在の自由に働ける環境を維持しつつ、これからもエンジニアとして働いていきたいですね。

インタビューを終えて:

いや~…改めて、「エンジニアさんってカッコいい!」と思わされました。終始柔らかい雰囲気で、専門的な部分も初心者であるインタビュワーに対してわかりやすく、それでいて的確にポイントを押さえながら、現在のご自身だからこそのお話を沢山聞かせてくださったよここさん。多彩な業務内容や副業など、マルチな活躍が目を引きますが、それはいずれもどんな場面でも、その時に必要なことを真摯に追い求められてきた姿勢の賜物だったのですね!今後歩まれるエンジニアライフを通して、形や機会を変えながらよここさんのエンジニアリングへの情熱が息づくプロダクトが生まれ続ける未来、楽しみです。本日は貴重なお話を頂き、本当にありがとうございました。

よここさんの

Twitter… https://twitter.com/_ykkc

監修者

山田卓
山田卓inint株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています

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