【Swift入門完全ガイド】初心者でもSwiftをマスターできる手順
小学校でも必修化されたスキル、「プログラミング」に近年注目が集まっています。
中でも最近注目度が急上昇しているのが、スマホアプリを作るプログラミング。特にiPhoneで使うiOSアプリが人気です。
日本は諸外国と比べても、iPhoneのシェアが高い国ですので、企業がスマホアプリを作る場合にも、当然iPhone=iOSアプリが優先となります。
今プログラミングを学ぶなら、iOSアプリ開発を学びたいところですが、実際にどうすればよいのでしょうか。
今回は国内唯一のオンラインプログラミングスクールである、「iOSアカデミア」より、iOSアプリを作るための言語、「Swift」をマスターする手順をご紹介します。現役Swiftエンジニアが解説しているので、より実践的な内容になっています。
今一番注目されている「Swift」について網羅的に知ることが出来ますので、是非最後までご覧ください。
Swiftとは何か
Swiftとはプログラミング言語の1つです。
プログラミング言語には様々な種類がありますが、用途や目的に合わせて適切な言語が使われます。
WebアプリならRubyやPHP、AIやデータサイエンスならPython、そしてiOSアプリなら「Swift」が使われます。
SwiftはAppleが開発したオープンソースの言語です。以前はiOSアプリの開発にはObjective-Cが使われていましたが、現在はより扱い易いSwiftがメインになっています。
保守やアップデートの仕事でObjective-Cを使う場合も残ってはいますが、今から学ぶならSwiftを学べば良いでしょう。
Swiftの勉強を始める前に準備すべきもの
まずはSwiftの勉強をするために必要なものをチェックしておきましょう。
Swiftに限らず、プログラミングはパソコン1台で始められるものですが、その他の費用も発生する場合があります。
開発環境
最近ではスマホでプログラミングができる環境も出始めてはいますが、現時点ではまだまだパソコンは必須です。
iOSアプリを開発する場合は、macOS搭載のパソコンが必要になります。Apple社のMacbookやiMacが主な選択肢になるでしょう。
このパソコンに、Swiftと同じくAppleからリリースされている「Xcode」という開発環境ソフト(無料)をインストールすれば、iOSアプリの開発を開始できます。
意外に思われますが、スマホそのものはなくても開発は可能です。Xcodeの中にシミュレーターが入っていますので、パソコンの画面上でスマホの画面を確認できます。
学習方法
パソコンさえ用意できればプログラミングは開始できますので、学習方法や教材も事前に用意しておきましょう。
主な選択肢としては、
- 書籍
- 動画
- プログラミングスクール
になります。
書籍やプログラミングスクールは有料になりますが、動画教材に関してはYouTubeに無料の動画が多数アップされています。
サーバー
アプリを動かす際に必要になる場合が多いのが、「サーバー」です。
スマホアプリは単体で動いているものは少なく、ほとんどのアプリでサーバーと通信をしながら動作をしています。ニュースアプリで新しいニュースが表示されるのは、サーバーから新しい情報を取得しているからです。
このサーバーは月額もしくは従量課金制で有料であることが多いので、事前に確認しておきましょう。
シンプルな電卓やタイマーのような、スマホだけで完結するアプリの場合はサーバーは不要です。
iOSアプリ開発に必要な費用については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。
(参考記事：個人がスマホアプリ開発にかかる費用を完全公開！費用を安くすませる方法も紹介)
Swift学習の完全手順
何事も学習をする場合には、事前に手順を確認しておくことが重要です。
ここでは、Swiftの学習に必要な4つのステップをご紹介します。
Step1.基礎学習
Swift学習における基礎学習とは、Swiftという言語と、Xcodeという開発環境についての学習になります。
言語の基本的な構文やルール、Xcodeの使い方やできることを学びます。
プログラミングで扱う知識や考え方は、初心者にはとっつきづらいものが多いものですが、非常に重要な部分です。しっかり理解しておきましょう。
Step2.応用学習
基礎学習が一通り終わったら、応用に入ります。
まずは簡単なサンプルアプリを作ってみましょう。これは人に使ってもらうアプリではなく、学習した基礎知識を使って「アプリを動かしてみる」ことが目的。
写真やレシピの投稿サイトなど、すでにあるものの簡易版でかまいません。
基礎で学んだことが、アプリと実際どう関連しているのかを知るのも重要な点です。
Step3.ポートフォリオの開発企画を作る
ポートフォリオとは「作品集」のことです。
就職するにせよ、フリーで仕事をするにせよ、「私はこんなエンジニアです」という事を説明するためにとても重要です。
サンプルアプリを作った後は、このポートフォリオにできるアプリ開発に入ります。
まずは開発企画。
- ユーザー層
- メインの目的
- UI/UX
- 画像や動画の有無
などを決めていきます。
ここでしっかり作り込んでおかないと、後で設計変更することになりかなり大変です。できるだけ作り込んでおきましょう。
Step4.ポートフォリオの実装をする
企画と設計を終えたら実際の開発に入ります。
ここまで学んだ知識を総動員して進めていきますが、プログラミングの作業はエラー＆解決の連続です。
ときには1つのエラーに何時間もかかる場合もありますが、その時間も勉強です。粘り強く進めていきましょう。
Swift学習の手順については、以下の記事でより詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
(参考記事：未経験からiOSエンジニアになるためのポートフォリオ作り完全手順)
Swiftの学習方法
学習の手順に続いて、具体的な学習方法をご紹介します。
主な学習方法としては、
- プログラミングスクール
- 動画サイト
- 書籍
になります。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
プログラミングスクール
いわゆる「学校」に通ってSwiftプログラミングを学ぶ方法です。新型コロナショックもあり、最近はオンラインスクールが主流になっています。
プログラミングスクール利用の最大のメリットは「質問できること」。初心者がプログラミングを学ぶ場合、わからないことの連続です。
わからないことが多すぎて挫折してしまう人が多い中、講師に質問をしてすぐ回答を得られるのは大きなメリットです。
費用がかかってしまうのがデメリットと言えますが、挫折率の最小化と、学習時間の短縮が可能です。
より早く転職できることを考えると、回収可能な費用とも言えます。
動画サイト
ここからは教材を使って学習する、独学スタイルになります。
YouTubeやUdemyなど、近年は良質なコンテンツもたくさんアップロードされています。無料〜少額で学習が進められることがメリットですが、最大のデメリットは「質問できる相手がいない」こと。
プログラミングの学習では暗記ではなく、概念の理解や、自らの頭を働かせる場面が多く出て来ます。
初心者には動画だけでは理解できないことも多く、時間を取られるリスクがあると言えるでしょう。
書籍
昔ながらの「本で勉強する」スタイルです。
書店にはプログラミング関連の本が多数置かれていますが、正直あまりお勧めできません。
プログラミングの環境はかなりのスピードで変化していきます。動画コンテンツにも言えることですが、紙の本は特に情報が古すぎる可能性があります。
本の写真と自分のパソコンの画面が違うということもよく起こります。どうしても書籍を利用したい場合は、基礎知識を網羅的に学ぶ場面で利用すると良いでしょう。
この場合でも、1年以内に出版されている書籍を選びましょう。
Swiftの学習方法についても、以下の記事で詳しく解説していますので是非御覧ください。
(参考記事：【初心者OK】Swiftの学習方法を身につけてiOSエンジニアになる方法)
Swift学習で挫折しないためには
ここまでSwift学習について解説してきましたが、残念ながらプログラミング学習は挫折する方がとても多いのが特徴です。
iOSアカデミアが独自に行なったアンケートでは、その挫折率がなんと86%というデータも出ています。
(参考記事：【プログラミングで挫折しない秘訣】先輩300人へのアンケートをもとに解説)
そのアンケートの中で、「最も辛いことはなんだったか？」という設問に対してNo1の回答が「わからないことが多すぎる」でした。
先述の通り初心者がプログラミングに取り組むと、まさに暗中模索になりがちです。
Swift自体は新しく扱いやすい言語とはいえ、プログラミングの概念はやはりとっつきづらいもの。
せっかく始めるSwift学習で挫折しないためにも、質問できる環境で学習を進めることが重要です。
Swift入門者からよくある質問
最後にこれからSwiftを学習する方からよくある質問をまとめています。Swift学習に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
Q.未経験でもSwiftエンジニアになれる？
A.可能です。iOSアカデミアを受講していただく方は、ほとんどがSwift未経験。正しい手順で学習していけば、Swiftエンジニアへの転職が可能です。
Q.Swiftエンジニアの年収っていくら？
Swiftエンジニアは市場に少なく、年収は高い傾向にあります。現役エンジニア1,481人にアンケートをとったところ、年収1,000万円以上の割合はWEBエンジニア4.4%、Swiftエンジニア13.5%です。詳しくは「iOSエンジニアのリアルな年収が判明！1481人のアンケート結果から考察」の記事をご覧ください。
Q.Swiftって今後も使われる？
iOSの市場は日々拡大しています。日本ではiPhoneが人気なことから、今後も需要は続くでしょう。新しいアプリを開発するだけでなく、アプリ改修もSwiftエンジニアの仕事です。
Swift学習ならiOSアカデミアがおすすめ
今回は、Swiftとはなにか？学習の手順と方法についてご紹介しました。
ご説明した通り、「質問できる環境に身を置く」ことが最重要で、プログラミングスクールの利用がベストと言えます。
早期の就職で回収できる余地があるとは言え、それなりの先行投資になるプログラミングスクールの選び方は重要です。
iOSアカデミアでは、他校では珍しい「専属の現役のiOSエンジニア」が学習計画や、アプリのアイディア段階から一緒に考えていきます。
オンラインスクールのメリットを活かし、テレビ通話やチャットでいつでも講師に質問ができ、通学にかかる時間や費用も必要ありません。
ポートフォリオのアプリが完成したら終わりではなく、就職希望の方には就職活動のフォローまでさせていただいており、最初から最後まで、ワンストップでサポートさせて頂きます。
今なら現役エンジニアが無料相談を受け付けていますので、スマホアプリ開発について相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
監修者
- init株式会社代表取締役
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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