プログラミングの独学は何からはじめるべき?【挫折しないための5ステップ】

作成日:2021年5月24日 更新日:2021年9月16日
プログラミングの独学は何からはじめるべき?【挫折しないための5ステップ】

「プログラミングの独学をはじめたいけど、何から手を付けていいかわからない」と悩んでいませんか?

この記事では、プログラミングの独学手順を解説していきます。

また、プログラミングの独学におけるNG行為なども解説していきます。

これからプログラミングの独学をはじめたい初心者の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

プログラミングの独学は何からやるべき?【簡単5ステップ】

計画を立てる人々
プログラミングの独学の手順は、以下の5ステップです。

  • プログラミングを学習する目的を決める
  • プログラミングを学習する環境を整える
  • 学習するプログラミング言語を決める
  • ハードルが低い学習教材からはじめる
  • サービスを1から開発してみる

順番に解説していきます。

ステップ①:プログラミングを習得する目的を明確にする

プログラミングの独学をはじめる前に、プログラミングを習得する目的を明確にしておきましょう。

なぜなら、プログラミング学習の目的が明確でないと、学習で行き詰まったときに「もういいや」と諦めてしまいやすいからです。

プログラミングを習得する目的は、以下のように人によって違います。
・iPhoneのタスク管理アプリをリリースする
・ゲームの開発に携わるプログラマーになる
・Web系のスタートアップ企業に転職する など。

ぜひ、なりたい自分・実現したいことからプログラミング学習の目的を決めてみてください。

ステップ②:学習するプログラミング言語を決める

プログラミングを習得する目的が決まったら、自然と学習すべきプログラミング言語が決まります。

さきほどの例を用いるなら、以下のようになります。
・iPhoneアプリ → Swift
・ゲーム開発 → C#/C++ など
・Web系に転職 → PHP/Java/Ruby など

このように、達成したい目的から必要なプログラミング言語を逆算すれば、最短距離で独学をすすめることができますよ。

ステップ③:プログラミングを独学するための環境を整える

習得すべきプログラミング言語が分かったら、プログラミングを独学するための環境を整えましょう。

プログラミングに必要なものは以下の3つです。

  • パソコン
  • ネット環境
  • 開発環境

よく、初心者の方が「どのパソコンを選べばいいか分からない」と困っているのを目にします。

結論としては、システム開発のような重い処理をする分野を学ばないのであれば、高価なパソコンを買う必要はありません。

おすすめは、持ち運びが楽で、多くのエンジニアが使用しているMacbook Airです。

これらの、プログラミングに必要なものに関する詳しい解説は、以下の記事にまとめております。
プログラミングの独学に必要なものはこの3つだけ【今日からはじめよう】

ステップ④:ハードルが低い学習教材からはじめる

必要なものが揃ったら、さっそくプログラミングの独学をはじめていきましょう。

最初は、ハードルが低い学習教材からはじめていくことをおすすめします。

小学生が高校数学を理解できないように、いきなり中級者・上級者向けの学習教材を見ても100%理解できません。

なので、ハードルが低い学習教材から手をつけて、「プログラミングとはなにか」を理解するところからはじめていきましょう。

プログラミング初学者の方におすすめの学習サービスは以下の2つです。

これらの学習サイトで基礎を身につけることで、すこしずつステップアップしていくことができます。

ステップ⑤:サービスを1から開発してみる

プログラミングスキルが身についてきたら、サービスを1から開発してみましょう。

プログラミングでもっとも成長を実感できるのは、身につけたスキルをアウトプットしているときです。

自分でコードを考えて、ググりながらプログラミングしていくスキルは、実務でのスキルにそのまま直結します。

また、完成したサービスは、就職・転職の際にポートフォリオとしてアピールすることができます。

なので、ある程度プログラミングスキルが身についてきたなと感じたら、すぐにサービス開発をはじめてみてください。

プログラミングの独学で絶対にやってはいけないこと

パソコンを見て頭を抱える男性
プログラミングの独学で絶対にやってはいけないことは以下の3つです。

  • わからないことを放置する
  • 他人と自分のスキルを見比べる
  • 学習内容を丸暗記しようとする

1つずつ解説していきます。

わからないことを放置する

プログラミングの独学において、わからないことを放置するのは危険です。

なので、学習中にわからないことがあったら、すぐに検索したり、周りの人に聞きましょう。

もし、検索しても結果がでてこず、まわりに聞ける人がいない場合は、teratailのような、プログラミング質問サイトを利用しましょう。

とにかく、「分からない」を徹底的になくすことを心がけてください。

他人と自分のスキルを見比べる

プログラミングの独学において、自分のスキルと他の人のスキルを見比べないようにしましょう。

なぜなら、プログラミングは実力主義なので、つねに上には上がいる世界だからです。

自分よりも才能がある人はかならずいますが、センスがなくても実務レベルのスキルであればだれでも習得できます。

なので、経験・能力・環境が違う人と自分を見比べずに、過去の自分と比べてどれだけ成長できたのかを重視しましょう。

地道にコツコツ続けることが大切です。

学習内容を丸暗記しようとする

プログラミングの独学において、学習内容をすべて暗記しようとしてはいけません。

なぜなら、プログラミングはカンニングOKだからです。
教材に書かれていることをすべて理解しようとすると、頭がパンクしてしまいます。

実は、現役のエンジニア・プログラマーも、暗記したコードを打っているわけではなく、つねにググりながらプログラミングしています。
プログラミングするよりも、ググっている時間のほうが長いこともあります。

なので、何度も同じカリキュラムを復習もしないようにしましょう。
「だいたいこういうことね」程度の理解でOKです!

プログラミングの独学がうまくいかないときは

プログラミングスクールで学習する人々
プログラミングの独学をしているなかで「なかなか進まないな」と思うことが多々あるかと思います。

実は、プログラミングの挫折率は90%と言われており、10人が挑戦しても9人は挫折します。
つまり、独学に挑戦しても挫折するのが普通なんです。

プログラミングは、知識ゼロの状態から基礎力を身につけるのが最も難しいです。

ですが、スクールで基礎を身につければ、プログラミングの仕組みが分かってくるので、卒業後は自走できるようになります。

なので、プログラミングの独学がうまくいかなかった場合は、挫折してしまう前にプログラミングスクールに通うことをおすすめします。

プログラミングの独学は何から始めればいい?:まとめ

メモ帳とペン
今回は、プログラミングの独学は何からはじめればいいのか解説しました。

プログラミングの独学の手順は、以下の5ステップです。

  • プログラミングを学習する目的を決める
  • プログラミングを学習する環境を整える
  • 学習するプログラミング言語を決める
  • ハードルが低い学習教材からはじめる
  • サービスを1から開発してみる

この5つのステップを順番に進めて行けられれば、実務で活躍できるエンジニア・プログラマーになれます。

とはいえ、プログラミング独学の達成率はたったの1割なので、継続するのはかなり難しいです。

なので、もしもプログラミングの独学に行き詰まってしまったときは、プログラミングスクールに通うことを検討しましょう。

監修者

山田卓
山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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