プログラミング完全初心者がスマホアプリ開発を始める手順
プログラミング完全未経験の方でも、スマホアプリの開発を始めることが可能です。パソコン一台あればプログラミングを始めることが可能で、またWebアプリから始めなければならないという情報も一昔前のものです。
今はスマホアプリ開発からチャレンジできるのですが、その際ある程度の手順が存在します。そこで、プログラミング完全初心者がどのような手順を踏めばアプリ開発に成功できるのか、解説していきます。
初心者がスマホアプリ開発を始める手順
プログラミング経験のない初心者がスマホアプリ開発を始める手順は以下です。
- 作りたいものを決める
- プログラミング言語を学ぶ
- アプリ開発の基礎を学ぶ
- 実際にアプリを作る
絶対にこの順番と決まっているわけではなく、また手順を戻るような場合もあります。たとえば実際にアプリを作り始めてから基礎を見直す、といったこともあるでしょう。上記はあくまでも一般的な手順なので、難しく考えすぎずに取り組むことをおすすめします。それでは各手順をご紹介します。
作りたいものを決める
まずは作りたいものを決めます。最初はざっくりとしたイメージで問題ありません。たとえば、ECアプリ、SNS、ゲーム、などです。こういったアプリをイメージする際おそらく有名なサービスを思い浮かべるので、当然それをそのまま作ることは難しいです。
最終的には思い浮かべたものの簡易版を作ることになるでしょう。ではなぜイメージすることが重要かというと、イメージすることで学習の方針が固まるからです。プログラミングの世界は膨大で、すべてを学習することは不可能です。
ある程度共通の基礎は存在しますが、それでも作りたい機能によって使用するコードは異なります。そのため、作りたいものに合う内容を学習する必要があるのです。
やみくもに学習を進めると作りたい機能に対して必要な知識が不足する、関係ない機能の知識ばかりが蓄積される、といったことが起こるのでご注意ください。もちろん学んだことが無駄になるわけではありませんが、プログラミングにおいて重要なのはあくまでも機能を実際に実装することや、ロジックを考えることです。
コードそのものを覚えることではないので、使いたい機能の実装方法を学んで実際に手を動かすことが最重要なのです。
プログラミング言語を学ぶ
作りたいアプリケーションが定まったら、実際にプログラミング学習をスタートさせます。基礎の基礎の部分に関しては、どんな機能を作りたい場合も学習内容は同じでしょう。具体的には、ループ、条件分岐、処理のまとまりの作り方、インデントの整え方、などはどのようなアプリケーションを作る場合にも必須の知識です。
基礎の基礎を学んだら、次に作りたい機能に合わせたプログラミングを学びます。方法としては、作りたいアプリケーション向きの書籍や動画などのコンテンツがあれば、それをそのまま使えば問題ありません。
最近はオンラインプログラミングスクールも充実しているので、スクールを利用するのも一つの選択肢です。スクールを利用すれば、挫折せず効率的に学習を進められるでしょう。
ただし独学が絶対にNGというわけではないので、どちらを選択するかは自由です。教材を見ながら実際に手を動かしてみることで生きたプログラミングスキルになります。
書籍や動画を見てコードをそのまま書き写すことを写経と呼びますが、そのまま写経するよりも、少し自分なりに考えて変えながら書いてみるのがおすすめです。そのまま写経するだけだと何も考えずに書いてしまうので、少しでも工夫や思考を加えることでよりスキルが身に付きやすくなります。
アプリ開発の基礎を学ぶ
プログラミングの基本が身に付いたら、次にアプリ開発の基礎を学びます。プログラミングとアプリ開発の基礎は同じと思われるかもしれませんが、アプリ開発はプログラミング学習で学んだコードを使って、実際にアプリを組み立てていく作業です。
アプリ開発についても書籍や動画を通して学習していくと良いでしょう。アプリ開発の基礎学習では、ある程度プログラミングの基本を理解している前提で話が進められます。基本的なコードの意味がわからないとアプリ開発の学習で毎回止まって混乱することになるので、先にプログラミングの基礎を頭に入れてからアプリ開発の基礎に移行する必要があるのです。
ただしプログラミングに関してもアプリ開発に関しても、最初はざっくりに留めておくのがおすすめです。基礎の徹底が重要という意見もありますが、学習の初期段階では重要な部分とそうでない部分の切り分けが難しく、またなかなか頭にも入りにくいでしょう。
そのため、最初はざっくりと理解に留めながら先に進めていって、必要になったら随時戻って知識を定着させる学習方法がおすすめです。アプリ開発で必要になったタイミングで調べ直した方が知識としては定着しやすく、また学習を先に進めていった方が何が重要で何が重要でないかが明確になるからです。
実際にアプリを作る
アプリ開発の基礎を学習したら、実際に自分の作りたいアプリを作ります。学習コンテンツにもよりますが、多くの書籍や動画ではアプリ開発の基礎の段階で実際に簡単なアプリを作っているかと思います。
そのため、初めて自分で考えてアプリを作る段階ということです。自分で考えてアプリを作る段階での注意点としては、あまりハードルを上げすぎないことです。なるべく、基礎学習で作ったものに近いアプリを選択するのがおすすめです。
基礎学習で作ったアプリと違いすぎると、プログラミングというよりは設計が難しいです。コード自体はプログラミングの基礎学習とアプリの基礎学習である程度身に付いているので問題ないかと思いますが、全体設計が難しいので、アプリの基礎学習でやったものか、もしくはネット上にある程度設計について詳しく解説した情報のあるアプリが良いでしょう。
最初のアプリ開発ではパーツはある程度作れても全体設計がうまくいかない場合が多いので、ハードルを下げて開発してみます。ある程度経験を詰めば、自由に全体の設計を考えて作れるようになります。
プログラミングスクールならすべて解決
アプリ開発の手順について解説してきました。アプリ開発はパソコンがあればすぐに始められるので始めるハードルは低いのですが、学習手順を考える必要があったり、途中でつまずくようなことは多々あるでしょう。
後から振り返ると、学習に非効率な面が多々あったなと思うかもしれません。そして何よりもモチベーションの維持が難しいです。継続できれば確実にスキルは身に付きますが、その継続が何よりも難しいでしょう。
そこで無理なく効率的にプログラミング学習を継続できる方法として、プログラミングスクールがあります。プログラミングスクールなら効率的なカリキュラムが用意されていてつまずいた際にも質問ができるので、挫折せずに継続できます。
最近は完全オンラインで学習できるプログラミングスクールが多いので、通学する必要はありません。独学と同じように自宅にいながらプログラミング学習ができるので、効率的に学べるプログラミングスクールの利用はおすすめです。
まとめ
プログラミングの完全初心者がスマホアプリ開発を始める手順は難しくありません。また手順に絶対の正解はないので、ある程度は自分の好きなように進めて問題ないでしょう。ただし、独学だと確実にどこかでつまずくことになり、その際にモチベーションを維持するのがなかなかに大変です。
挫折しそうな方は、オンラインプログラミングスクールを利用するのがおすすめです。カリキュラムも独学よりは確実に効率的で、短時間でアプリ開発のレベルまで進めます。独学がNGというわけではありませんが、効率的に挫折せずプログラミングスキルを身に付けたいのであればオンラインプログラミングスクールの利用がベストでしょう。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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