iOSエンジニアはリモートワーク向き!フルリモートで働く方法とは

作成日:2021年7月12日 更新日:2021年9月16日
iOSエンジニアはリモートワーク向き!フルリモートで働く方法とは

iOSエンジニアはリモートワークと相性が良いです。なぜiOSエンジニアはリモートワーク向きなのか、またプログラミング未経験の状態からどうすればiOSエンジニアとしてリモートワークができるのか、解説していきます。

iOSエンジニアがリモートワーク向きの理由

エンジニアの仕事は基本的にリモートワーク向きです。パソコン一台あればプログラミングはできるからです。ただし、エンジニアの中でも開発するシステムによってよりリモートワークに向いているものもあれば、逆にリモートワークには不向きなものもあります。

具体的には、企業の基幹システム開発や、組み込み系のシステム開発はリモートワークに不向きです。理由としては、セキュリティ面の障壁や、パソコン以外の物理的な機器が必要といった事情があるからです。

セキュリティが厳しい場合や物理的な機器が必要な場合、リモートワークは難しくなります。基本的には開発現場に赴いて作業する形式になるでしょう。これは会社員のエンジニアでも、フリーランスのエンジニアでも同じです。

経営者のエンジニアでも外部から業務システム開発や組み込みシステムの開発を請け負えば、直接現場に赴くことになる可能性が高いです。一方で、セキュリティ的、物理的障壁があまりないシステムだとリモートワークで働きやすいです。

具体的には、Webアプリやスマホアプリが該当します。これらのアプリ開発はパソコン一台あればどこからでもプロジェクトに参画可能です。スマホアプリの場合はテストのためにスマホもあった方が良いですが、基本的にはパソコン一台あれば問題ありません。

会社員でも最近は特にリモートワーク化が進んでいて、フリーランスならなおさらリモートワークのエンジニアが多いでしょう。iOSエンジニアはスマホアプリを開発しているので、リモートワーク化しやすいということです。

エンジニアはリモートワークで働きやすいと言われますが、同じエンジニアでもアプリケーションの種類によってリモートワーク化のしやすさが変わってきます。リモートワークで働きたいのであれば、リモートワーク化しやすいアプリケーション開発のスキルを身に付けると良いです。

リモートのiOSエンジニアの募集職種

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iOSエンジニアの中でも、複数の役職があります。どのアプリケーション開発でも同じですが、工程ごとに役割分担して開発を進めるのが一般的だからです。iOSに関しては比較的一人のエンジニアが全体の工程を担当することが多いですが、以下に紹介する役割が分担されているケースもあります。

そこでどのような役割があるのか、またそれぞれの役割がどのくらいリモートワーク化しやすいのか、などについても説明していきます。

プログラマー・システムエンジニア

プログラマーとシステムエンジニアはプログラミングや設計を担当する職種です。厳密に言えば、プログラマーはプログラミング、システムエンジニアは設計が中心とされています。しかし実態としてこの二つの職種に明確な線引きはなく、プロジェクトによって呼び方が異なる程度です。

プログラミングを中心に、その前後の工程も担当すると考えるとわかりやすいでしょう。ちなみにざっくりと開発工程をフロー化すると以下のようになります。

要件定義→基本設計→詳細設計→プログラミング→テスト

テストの工程が複数に分かれたりテスト後の改修作業等もあるのですが、ざっくりとは上記のようになっています。まずは顧客とどのようなシステムを作るのか要件定義で話し合い、全体の大まかな設計を基本設計書にします。

次に基本設計書を元に、どのようなプログラムを書くかなどまで落とし込んだのが詳細設計です。詳細設計に基づいてプログラミングを行い、プログラムができたらテストします。

このような流れの中で、基本設計、詳細設計、プログラミング、テストなどを担当するのがプログラマー、システムエンジニアです。プログラミングは工程の中でもリモートワーク化しやすいので、職種的には狙い目と言えます。

単純にリモートワークの募集も多いです。特別な戦略がなければ、会社員でもフリーランスでも、まずはプログラマーやシステムエンジニアの仕事を狙うのがおすすめです。

テスター

テスターはテストだけを専門に行う職種です。プログラミングスキルがなくても仕事ができる点がメリットです。そのためプログラミングスキルがないうちにアルバイト感覚でやるのは良いのですが、あまり長期的にテスターを続けることはおすすめできません。

プログラマー、システムエンジニアとステップアップしていくことで、収入が上がり、なおかつ自由にリモートワークで働きやすくなります。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは要件定義や現場のマネジメントを担当する役職です。現場全体を指揮するので従来は開発現場に直接赴くケースが多かったですが、コロナの影響もあり急激にリモート化が進みました。

立ち回りとしてはプロジェクトメンバー全体の進捗を管理する、随時Webミーティング等行い状況を整理する、といった役割が求められます。今はフルリモートでできるようになっていますが、フルリモートならではの難しさもある職種です。

プロジェクトマネージャーは自分がプログラミングを行わないケースが多いですが、プログラマー、システムエンジニアの経験者が担当する場合がほとんどです。自分では作業しなくても、プログラマー、システムエンジニアに指導をしたり、成果物を確認したりといったこともあります。

できあがったプログラムを見て責任を持ったりレビューをして確認したりする作業もあるので、プログラミングの経験を積んでから目指す職種と考えると良いでしょう。フルリモートのプロジェクトマネージャーになりたいのであれば、フルリモートのプログラマー、システムエンジニアを経験してから目指すのが良いです。

iOSエンジニアがリモート案件を探す方法

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iOSエンジニアがリモート案件を探す方法は複数あります。会社員の場合は求人サイトや転職エージェント経由でフルリモート案件を探すのが王道なので、ここではフリーランスなど個人でリモート案件を探す方法をご紹介します。

エージェント

フリーランスのエンジニアに案件を紹介するエージェントサービスが存在します。エージェントサービスに登録すると担当のエージェントが付き、案件を紹介してくれます。エージェントはこちらの要望に合わせて案件を紹介してくれるので、自分一人で案件を探すよりも効率的な場合もあるでしょう。

また非公開の案件などもあるので、登録してみる価値はあるはずです。登録や案件を紹介してもらうのも無料なので、最終的にエージェント経由で仕事をもらうかどうかにかかわらず登録した方が相場がわかってお得です。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人をマッチングさせるサービスです。オンライン上のやり取りで完結するので、仕事の獲得もすべてオンラインでできます。

クラウドソーシングは全国のいろいろな場所から依頼が出ているので、エージェント経由に比べてリモート案件が多いというメリットもあります。デメリットとしては、エージェント経由で仕事をもらうよりも平均的に見て単価相場が低いということです。

そのためまずはクラウドソーシングから案件を受けてスキルを磨きつつ仕事をこなして、スキルが身に付いてきたら直接契約ができる顧客を探す、といった方法も有効です。

SNS

SNS経由で仕事をもらうパターンも増えています。エンジニアの場合は特にTwitter経由が多いでしょう。Twitter経由なら本人間で自由に契約が可能で、仲介料が取られることもありません。

ただしそれは間に保証が入らないことも意味するため、トラブルには十分注意する必要があります。特に成果物を納品したら連絡が取れなくなって報酬を受け取れなかった、といった話は決して少なくありません。

あらかじめしっかりと契約を交わしておく、連絡先や住所を確認する、といったことが重要でしょう。

知り合いの紹介

エンジニアの知り合いがいる場合は、知り合いの紹介で仕事をもらう方法もあります。ただし最初の段階ではそのような知り合いはいない場合が多いので、上で紹介した方法で仕事を獲得すれば良いでしょう。

エンジニア同士のコミュニティに参加したり、仕事のつながりで知り合いができれば知り合い経由で直接契約を結べる機会が増えてきます。

iOSエンジニアがフルリモートを実現させる方法

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具体的にiOSエンジニアがフルリモートを実現させる方法について、ゼロからスタートする前提でご紹介します。

まずは現場で経験を積む

ある程度高単価でフルリモート案件を獲得したい場合、まずは現場で経験を積む方法が王道です。フリーランスではなく、iOSエンジニアとして会社に勤めるということです。プログラミングスクールで学習すれば、就職することが可能です。

コロナの影響で今は新人エンジニアもリモートワークになっている可能性がありますが、スキルが低い場合はいきなりフルリモートは許されないかもしれません。ある程度現場にも行く前提で、経験を積んでいくのがおすすめです。

低単価の受託案件から始める

どうしても最初から現場に行きたくない、スキルが低いうちからフルリモートで働きたいといった場合は、低単価の受託案件から始めるのも一つの選択肢です。プログラミング経験が浅い人に向けた低単価の案件も存在するので、クラウドソーシングでそういった案件を受けつつスキルを磨く選択肢もあります。

案件をこなしつつスキルを磨いていけば徐々に高単価の案件に移行していくことが可能なので、最初からフルリモートで案件を受けることも可能です。

まとめ

iOSエンジニアはフルリモートワークに向いています。最初は現場に赴いてスキルを磨く選択肢もあれば、最初からフルリモートで仕事を受けることも可能です。最初と言ってももちろん基礎的なスキルは身に付いていることが前提です。

プログラミング自体がまったくの未経験であれば、まずはオンラインプログラミングスクールなどで学習するのがおすすめです。独学も不可能ではありませんが、学習効率が悪くなる、モチベーションが下がる、バグの改修で詰まる、といったことがあります。

特に最初のうちは自分でバグを改修するのが難しいので、スクールで講師に質問できる環境の方が無理なく学習を進められます。

監修者

山田卓
山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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