初心者におすすめのプログラミング質問サイト8選|利用する際の注意点も紹介

作成日:2021年7月29日 更新日:2021年9月16日
初心者におすすめのプログラミング質問サイト8選|利用する際の注意点も紹介

「独学する上でプログラミングの技術的な質問や学習方法を相談したい」という方向けにおすすめの質問サイトを厳選して紹介していきます。

また、効率良く学習が進められるように、質問サイトを利用する上での注意点や質問の待ち時間を短縮する方法も解説していきます。

プログラミングについて質問する方法

プログラミング学習で分からないことやエラー対処については、2種類のサービスの利用で解決することができます。

それぞれの特徴を知った上で、うまく活用していきましょう。

掲示板系プログラミング質問サイト

プログラミングの技術的な質問などに対して質問と回答を行うサイトのことです。

無料で使える場合がほとんどで、お金をかけず質問できるという特徴があります。また、質問と回答をすることでスコアが加算されるサービスもあるため、回答者にはゲーム感覚で利用できるように設計されています。

さらに質問した内容は残すことができるため、誰かが自分と同じ内容を質問している場合はわざわざ質問しなくても解決できるというのも嬉しいポイントです。

ただし、質問の仕方が悪いと回答が得られない場合があるので、正しい質問をする必要があります。記事の後半で質問方法についても解説しているので、質問サイトを利用する際はぜひ参考にしてください。

メンターマッチングサービス

次に何を学んだらいいか、エラー対処法などをマンツーマンで詳しく相談できるサービスです。案件獲得までのサポートから単発の電話相談など利用方法は様々です。

中には、学習の教材の提供や、スケジュール管理もしてくれるサービスもあります。独学でプログラミング学習をやり遂げられるか不安な方には、ぜひ利用してほしいサービスです。

また、メンターマッチングサービスは、現役エンジニアの方とマッチングできるという大きなメリットがあります。現役エンジニアの方に直接質問できるため、プログラミング学習以外にもエンジニアとしての働き方や役に立つ情報も知ることができます。

料金に関しては、単発の1,000円から一定期間で100,000円を超える物まで、目的に応じて大きく異なります。そのため、うまく利用することができれば最小限に費用を抑え効率良く学習することができます。

無料でプログラミングを質問できる質問サイト・サービス

ここでは無料で利用できる質問サイトやサービスを5つ紹介していきます。

Qiita(キータ)

Qiitaは、プログラミングについての技術情報や学習方法、豆知識などの記事を作成して共有できるサービスです。基本的にはプログラミングの記事作成がメインのサービスですが、質問機能も実装されています。

質問機能では質問の仕方が記載されているので、質問の仕方が分からなくても安心して利用できます。さらに、多くのユーザーが利用しているので、ITエンジニアや同じ学習をしている人からフィードバックを貰いやすいです。

また、Qiitaではエラーの解決方法について記事を作成している人が多いので、わざわざ質問しなくてもQiita内で検索すれば解決することもよくあります。

質問するだけの利用ではなく、新しい情報を入れたり、自分で学んだことを記事にして学習の定着に繋がるといった使い方もあります。作成した記事についてもアドバイスを貰えたりするので、間違っていることに気づけたり、新しい知識を身につけたりすることができます。

teratail(テラテイル)

teratailはITエンジニア特化型の質問サイトで、プログラミングに関する技術的質問をすることができます。質問してから回答が貰えるまでが早く、回答率が9割を超えているためほとんどの問題はこの質問サイトで解決できるでしょう。

初心者の方も多く利用しているので、他のサービスと比べて優しく返答がくる傾向にあります。そのため、質問方法が少し間違えていても対応してくれる場合が多いのが嬉しいポイントです。

その他にも、初心者でも分かりやすく質問できるようにテンプレートも用意されています。気軽に質問できるので、初心者の方が一番初めに利用する質問サイトとしておすすめです。

stackoverflow(スタック・オーバーフロー)

stackoverflowは、世界的に有名なプログラミング質問サイトです。英語版の情報量が非常に豊富なため、英語を読める方には便利なサービスになります。

日本版も2014年にリリースされており、日本での利用が増えてきました。英語版と比べるとボリュームは少ないですが、他人でもわかりやすく編集や補足できる機能などがあるので、質問サイトとしてレベルが非常に高いです。

ただしteratailと比べて、しっかり質問ができていないと返答が返ってきません。他の質問サイトで慣れてから利用することをおすすめします。

Yahoo!知恵袋

プログラミング以外にも色々なカテゴリーの質問ができるサービスです。

プログラミングの技術的な質問の他にも、キャリア相談や学習のやり方などの質問をすることができます。ただし他のサービスと比べて返答が得られるのが少し遅いので、キャリア相談や学習方法を質問するのに適しています。

また質問するテンプレートは用意されていないので、質問方法には注意が必要です。実際に利用する場合は、他のサービスと併用して使うようにしましょう。

Twitter

Twitterは質問サイトではないですが、うまく活用できればプログラミングの相談や質問に対して返答が貰えます。

実際に同じ内容を学習している人やエンジニアの方が多くTwitterを利用しています。質問や学んだことを発信することで、共に学習を頑張る仲間やエンジニアの方と関わりを持つことができるでしょう。

また、質問できるだけでなく新しい情報を知れたり、仕事の依頼が貰えたりと様々なメリットがあります。

ただし、Twitterは文字数の制限があるので複雑な内容に関しては質問しづらいというデメリットもあります。他の質問サイトとうまく使い分けて利用していきましょう。

有料でプログラミングを質問できる質問サイト・サービス

ここでは有料で利用できる質問サイトやサービスを3つ紹介していきます。

coconala(ココナラ)

個人内でスキルを売買できるサービスです。実際にイラストや記事代行、Web制作など幅広いジャンルが出品されています。

サービス内では電話とチャットが使えるため、技術的な質問からエンジニアとしてキャリアについて直接相談することも可能です。また、自分の予算内で仕事を依頼する機能があるので、料金を抑えてメンターを雇うことができます。

さらに教えてもらうだけではなく、次のような使い方もあります。

  • ポートフォリオなどをプロに外注する
  • 自分で作ったポートフォリオにフィードバックを貰う
  • 紹介文を作るなどプログラミング以外のことも任せる

個人間でお金のやり取りをしますが、仲介を挟むため安心して利用できるのが嬉しいポイントです。

MENTA(メンタ)

MENTAは、教えたい人とスキルを身につけたい人を繋げるサービスです。実際に教えてくれる人は現役エンジニアの方が多いので、解決できるまでマンツーマンでしっかりと対応してくれます。

また、良いメンターであればただエラーなどを解決するだけでなく、問題の解決方法や参考になるサイトを紹介してくれるので、より質の高い学習になります。

質問できるだけでなく目的に応じたオンライン教材も合わせて購入したり、電話でのキャリアや学習手順を相談したりと様々な使い方ができます。

学習の教材から質問、相談まで全て任せる場合は、プログラミングスクールより安く抑えることも可能です。ただし、メンターの当たり外れはあるので、実績や過去の評価を見るなどして注意して選ぶようにしましょう。

timeticket(タイムチケット)

タイムチケットは30分単位でチケット購入してシェアできるサービスです。プログラミングの相談はもちろん、恋愛やビジネスなど色々なジャンルがあります。

教えてもらう際は、カフェスペースなどでの対面やオンライン、電話、メッセージなど自分に合ったやり方で、指定した時間内でいくらでも質問することができます。

このサービスに関してはプログラミングの技術的な質問ではなく、ビデオ通話などでキャリア相談やスケジュールを一緒に計画したりといった使い方が適しています。

質問サイトを利用する際の注意点

ただ分からない問題に対して質問サイトを使うだけでは、無駄に時間を使ったりエンジニアとして必要な能力が身につきません。

ここの章では、効率よく学習するための質問サイトの使い方や注意点を紹介します。

エラーが出てもまずは検索する

エラーが出た際は、すぐに質問しようとせず「なぜそのエラーが発生したのか、どこがエラーになっているか」を理解することが重要です。

また、初心者が陥りやすいエラーに関しての情報は、ほとんどインターネット上に解決方法があります。わざわざ質問しなくても、検索した方が早く済むケースが多いです。

エンジニアは検索能力、問題解決能力が必要とされるので、まず自分の力で解決するように心掛けましょう。

実際エラーが出た際は、「30分は自分の力で解決する」といった感じで時間を制限することがおすすめです。解けない問題に対して時間をかけ過ぎるのは、時間が無駄になり学習効率が悪くなってしまいます。

正しい質問方法を知っておく

回答を貰うには、相手に分かりやすく質問しなければなりません。
「◯◯エラーがでました。どうすればいいですか?」と簡潔に質問しても、解決する答えを中々貰うことはできないでしょう。

しっかり回答してもらうためにも、状況や前提条件が分かるように質問する必要があります。具体的には以下のような内容を満たすことで、より分かりやすい質問になります。

  • 解決したいこと
  • 発生している問題、エラー
  • 該当するソースコード
  • 自分で試したこと

上記を記入していくと、問題が整理されて自分の力で解決できることも多いです。この質問方法は、エンジニアになっても必要になってくるので学習の内に身につけておきましょう。

1つのサイトでなく、併用する

質問サイトで返答を貰えるまでには、ある程度の時間が必要になります。早い時では3時間程度、遅い時であれば1週間掛かる場合もあります。

1つだけの質問サイトに絞ってしまうと、どうしても待ち時間は長くなってしまいます。なるべく早く返答が来るように、複数のサイトで同じ質問をすることをおすすめします。

待ち時間を減らすには2つの方法で解決できる

有料の質問サイトであっても、解決するまでに数時間ほど必要になることは多いです。
プログラミング学習において、エラーが出てしまうと解決するまで次に進めないということはよく発生します。

そのような問題がでると、空白の時間ができてしまい学習効率は悪くなります。この章では、効率よくプログラミング学習をするための2つの方法を紹介していきます。

専属のメンターを雇う

目的達成まで継続的な契約をしてくれるメンターを見つけていきましょう。単発でメンターを雇う際は、募集したりメンターを選んだりと無駄に時間が必要なるので効率はよくありません。

プログラミング学習が終わるまで、専属メンターをつけることで応募待ちや選ぶなどの負担を減らすことができます。

プログラミングスクールを利用して最短で学習を終わらせる

学習効率と挫折しないという点について、一番おすすめなのがプログラミングスクールの利用です。

実際に料金はかかりますが、学習時間を大幅に短くできるのは大きなメリットです。プログラミングスクールで3ヶ月で終わる内容でも、独学では倍以上の期間がかかることあります。

仮にプログラミングスクールと比べて3ヶ月多くかかるのであれば、3ヶ月分(月収20万なら60万)の料金を無駄にしているのと一緒です。

プログラミングスクールは最短で学習が終わるので、受講料は充分に回収することできます。プログラミングスクールでは受講料が30〜40万程度が多いですが、人によっては得する学習方法と言えます。

まとめ

今回は、プログラミングについて質問できるサイトやサービスを紹介しました。人によって利用しやすいサイトは異なるので、過去に投稿された質問や回答を見て、どのサイトを利用するか決めましょう。

質問する手間を省いて最短で学習を終わらせたいという方は、メンターサービスやプログラミングスクールの利用がおすすめです。

監修者

山田卓
山田卓init株式会社代表取締役
エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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