プログラミングスクールで挫折したくない人のための完全マニュアル
近年急増しているプログラミングスクール。ITエンジニアへの人気もあり、多くの人が通学し、そして残念ながら挫折しています。
本来「挫折しないため」にスクールに通ったにも関わらず、挫折してしまったのはなぜなのでしょうか。
また、一度挫折したものの再挑戦したいという方も増えています。プログラミングスクールは一般的に高額ですから、再挑戦でなくても失敗はしたくないものですよね。
今回は国内唯一のiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールである「iOSアカデミア」より、プログラミングスクールで挫折しないための方法をご紹介します。
プログラミングスクール全般について書いている内容ですので、是非最後までご覧ください。
プログラミングスクールで挫折する理由
なぜプログラミングスクールに通ったにも関わらず挫折してしまうのでしょうか。その理由を考えていきます。
まず、スクールに行く行かないに関わらず、プログラミング学習は非常に挫折率が高いという事実があります。
詳しくは「【プログラミングで挫折しない秘訣】先輩300人へのアンケートをもとに解説」という記事で解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
前述の通り、その高い挫折率を最小化するために最も有効な手段がスクールの活用です。
にもかかわらず、スクールに通ってまた挫折してしまう理由は何なのでしょうか。
目的・ゴールが明確でない
何かを習得するときには、手段と目的が入れ替わらないように注意する必要があります。
なんとなく「給料高そうだし、なんかかっこいいしエンジニアになろうかな」くらいの姿勢だと学習に身が入りません。
具体的にどのレベルに到達し、どんなアプリを作り、どんな働き方をし、いくら稼ぐのかなど、できるだけイメージしておきましょう。
比較的高額で、通学経験がある人が多いスクールに自動車教習所が挙げられます。プログラミングと違って免許取得ですので、かなりの高確率で免許を取ること自体は可能です。
しかし、「身分証明書代わりに取っておこう」という人と、「子供の送り迎えに絶対必要」という人では、姿勢からして全く変わってくるのはイメージしやすいのではないでしょうか。
卒業後ペーパードライバーになる確率も変わってくるのは、容易に想像ができますね。
うまく質問ができない
プログラミングスクールを利用する最大のメリットは「質問できること」です。
独学だと解決に1日かかるエラーでもメンター(講師)が見れば数分で解決することも。それだけに「質問力」は非常に重要です。
自分の状況を整理し、調べることは自分で調べ、仮説を立てた上で質問することが大切です。こうした心がけで、挫折から大きく遠ざかることができるでしょう。
勉強する時間が確保できない
プログラミング学習は一朝一夕で身につくものではありません。また、特に初心者は1日30分程度の学習では難しいでしょう。
最初のうちは集中的に取り組む必要がありますので、最低でも1日2~3時間は確保できる体制を整えてからスクールに申し込みましょう。
もちろん1日30分程度でもやらないよりは良いので、スクールに通う前にできるだけ準備しておくことも重要です。
挫折しないプログラミングスクールの選び方
では、どうやってプログラミングスクールを選べば良いのか。すでに挫折した経験がある方はともかく、初めての場合は選び方もわからないものですよね。
特に重要なポイントを紹介していきますので、今検討しているスクールがある場合は、条件を満たしているか確認してみましょう。
現役エンジニアが講師をしている
当たり前じゃないか、とお思いの方も多いでしょうが、意外と現役エンジニアの講師は人数が少ないものです。
講師よりエンジニアの方が給料が高いので、講師業を選ぶエンジニアは少ないのが現状です。
スクールによっては、「つい先日そのスクールを卒業した学生がアルバイトで講師をしている」こともあります。
カリキュラム自体を教えるには問題ない程度に研修を受けていますが、応用問題になると途端に対応できなくなることも。
現役エンジニア講師の有無はスクール全体の質を決定しますので、必ず確認しておきましょう。
専属メンターがいる
規模の大きいスクールの場合、質問のたびに異なる講師が対応する場合があります。
初歩の初歩の段階では誰に聞いても同じですが、少し込み入った場合や、実際にアプリを作っている最中の場合かなり手間がかかります。
作っているアプリについて毎回説明する必要があったり、技術的に対応できる講師の手が空くまで待つ必要が出ることも。
その点講師が専属であれば、スクール入校時からの流れを知っているので、最短で解決可能になります。
目的・ゴールまで導いてくれる
何よりも大事なのは目的を達成できるかどうかです。
就職が目的なら就職までのサポートを受けられるのか。特定の作りたいアプリがあるならば、そのアプリを作れるレベルまで導いてくれるのか。
プログラミングスクールでは無料相談や説明会を実施している場合が多いので、必ず事前に確認しておきましょう。
卒業生のポートフォリオのレベルが高い
ポートフォリオとは「作品集」のことです。各スクールのSNSなどで卒業生が実際に作った作品を見られることが多いので、是非チェックしてみましょう。
完全未経験者の目からすると、「アプリが作れるだけ」ですごいことのように思えます。ですが、ここは普段のアプリユーザーの目線で見ることが重要です。
本当に使いやすいレベルのアプリが作れているのか、バグがなくきちんと動くのか、実際に使ってみるのも良いでしょう。
卒業生のアプリのレベルの高さは、そのままスクールや講師のレベルの高さを示しますので、非常に重要なポイントです。
プログラミングスクールで成果を出すためには
ここまでプログラミングスクールの選び方をご紹介してきましたが、更に踏み込んで、「どうやって成果を出すのか」を考えてみましょう。
プログラミングスクールに申し込むのはゴールではなくスタート地点であり、もっと言えばスクールの卒業もスタート地点です。
心構えや姿勢で、卒業後の人生も大きく変わってきます。重要なポイントを事前に押さえておきましょう。
自分の頭で考えて質問をする
最も重要なポイントはこの「常に自分の頭で考える」ことです。
授業の内容を丸暗記すれば良い学校の授業と違い、プログラミング学習は自分の頭で考える作業の繰り返しです。
惰性でこなせる作業はほとんどありませんので、自分で情報をまとめ、仮説を立て実行します。
何度もエラーに直面しますので、まずは自分で原因を探し、原因の解決策を考えます。それでも解決できない時に講師に質問することで、スクールを最大限活用することにつながるでしょう。
前述の「質問力」にも通じるポイントですが、思考停止で「なぜか動きません」と質問しているだけではなかなか前に進めないでしょう。
言われたことを素直に実行する
プログラミングに限らず、どんな仕事でも人によってやり方が違います。
熟練者であれば自分に最も合った方法で進めればよいのですが、学習段階ではそうは行きません。
特にプログラミング学習の初期段階においては、「ほとんど何もわからない」状態であり、講師はその先駆者です。
自分なりのやり方や考え方がある場合もありますが、まずは講師の言う通り素直に進めてみましょう。
素直に実行して自分のものにして、それでもやり方が合わないなら、後で変えても全く無駄にはなりません。
完成度6割でも前に進める
英会話の業界などでもよく言われることですが、「日本人は完璧主義者が多い」ことが学習の邪魔になることがあります。
普通の人にとってプログラミングは概念や基礎を理解するだけでもかなり難解です。「100%理解するまで次に進めない」というルールで学習をしていくと、ずっと初期段階でとどまる事になりかねません。
60%程度の完成度や理解度でもまずは前に進める人のほうが、最終的に習熟度が高くなるでしょう。
60%の理解度で進めて、もう1回でも2回でも繰り返してみることで飛躍的に理解度が上がります。何より進んでいることが楽しく、モチベーションの維持にも繋がります。
毎日きまった時間に勉強する
短くても数週間は取り組むプログラミングスクールでの学習では、モチベーションの維持が何よりも大切になります。
人間は基本的に楽をしたい動物ですので、自分の「意志力」はあてになりません。
自分の意志力ではなく「仕組み」の力を利用しましょう。
毎日決まった時間に学習する、または特定の場所に行ったらプログラミングの学習をするなど、こういった部分ではうまく思考停止をすることも学習をすすめるコツです。
アプリエンジニアになりたい人はiOSアカデミアがおすすめ
今回はプログラミングスクールで挫折する理由、選び方、成果の出し方についてご紹介してきました。
世の中にはWebアプリやパソコンソフト、機械への組み込みプログラムなど様々なプログラミングが存在します。
もし自分でやりたい分野が決まっていない場合は、iOSアプリ開発を学べるiOSアカデミアがオススメです。
需要に対して最も供給が不足しているiOSエンジニアは、エンジニアの中でも高収入を狙いやすい職種ですし、市場規模は今後も拡大することが予想されています。
学習計画や作るアプリのアイディアの相談から専属の現役エンジニア講師がアドバイスをしますし、アプリが完成した後の就職までフォローが受けられます。その他今回ご紹介した条件は全て満たしていますので、安心して学習に取り組んで頂けます。
今なら現役エンジニアが無料相談を受け付けていますので、スマホアプリ開発について相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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