Swiftエンジニアになる完全手順|現役エンジニアが伝授
iOSエンジニアが高収入を狙える仕事であることが知られるにつれて、自然とiOSを作るための言語であるSwift、そしてそれを扱うSwiftエンジニアに注目が集まってきています。
パソコンは持たずにスマホだけ、という人も増える中でスマホアプリの需要は伸びる一方です。
更に日本は世界的に見てもiPhoneのシェアが高い国であり、Swiftエンジニアの需要が高いことはもちろん、今後も伸びていくと考えられています。
ですが、実際に目指すとなると「どんなスキルなのか」、「自分には覚えられないのではないか」、「覚えたところで本当に稼げるのか」など不安がある人も多いでしょう。
今回は国内唯一のiOSエンジニア=Swiftエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールであるiOSアカデミアより、Swiftエンジニアの収入、Swiftエンジニアになるための手順や学習方法をご紹介します。
完全初心者の方でも、他の言語の経験がある方にも是非見ていただきたい内容になっておりますので、是非最後までご覧ください。
Swiftエンジニアとは
前段では「iOSエンジニア=Swiftエンジニア」と申し上げましたが、厳密に言うとこれは正しくありません。
元々iOSアプリの開発にはObjective-Cという言語が使われており、Swiftは2014年から使われている新しい言語です。
このSwiftの使い勝手が良いことから、現在の開発のほとんどはSwiftに移行しており、今から学習を始める場合は「iOSエンジニア=Swiftエンジニア」と言って差し支えありません。
Objective-Cも全く使われないわけではありませんが、今から学習するならSwiftだけに絞ってしまっても大きな問題は無いと言えます。
Swiftエンジニアの年収
ではそのSwiftエンジニアの年収は実際どの程度なのでしょうか。
iOSアカデミアでは独自に1,000名以上の現役エンジニアを対象としたアンケートを行いました。
詳しくはこちらの記事をご参照いただきたいのですが、端的に言えば「iOSエンジニアの年収は高い」と言える結果が出ています。
Swiftエンジニアの32.8%が年収650万円を超えており、64.2%が450万円を超えています。
日本人全体の平均給与は461万円(国税庁HPより)ですので、Swiftエンジニアのほとんどが平均給与を超えています。
また、日本全体の平均は高所得の比較的年齢の高い人達の数値も入っています。2~30代が中心であるSwiftエンジニアの年齢分布を考えると、同世代の日本人に比べてかなり高い年収を得ていることがわかります。
更に、日本全体では5%に過ぎない年収1,000万円を超えるケースも、Swiftエンジニアでは13.5%と3倍近い数字を示しています。
年収面で見てもSwiftエンジニアはとても魅力のある職業であることがわかります。
未経験からSwiftエンジニアになる完全手順
では実際に未経験者がSwiftエンジニアになる手順をご紹介します。
「未経験からエンジニアになれるのか?」という不安もあるかと思いますが、前述の通りSwift自体が2014年にできた言語です。最古参の経験者ですらまだ7~8年(※2022年1月時点)しか経っていませんので、未経験者が取り組む言語としても適していると言えます。
段階的に、それぞれの所要時間も合わせてご紹介しますので、是非ご覧ください。
基礎学習(57.5時間~73.5時間)
先ずはiOSアプリを作るために、必要な道具の使い方を学ぶ段階です。
その道具とはもちろん言語であるSwift。そして、開発環境であるXcodeです。料理をするために包丁やガスコンロ、水道の使い方を覚えるようなもので、全ての基本になる部分です。
何事においても基礎は重要です。しっかり理解しておく必要がありますが、学習方法についても後ほどご紹介しますので、ご安心ください。
応用学習(21.5時間~50時間)
基礎が身についたら、次は応用です。実際に小さなアプリを作ってみる段階です。料理で言えば「初めてのカレー」に相当するでしょう。
机上でプログラミングの知識だけを覚えたり、画面に「Hello World」と表示させるだけでは実際にアプリを作る能力は身につきませんし、何よりも面白くありません。
まずは実用性やオリジナリティがなくても簡単なアプリを作ってみることが重要です。
簡易的なtwitterを作ってみるなど、既存アプリのコピーから始めるのも良いでしょう。
ポートフォリオ作成(154.5時間~194.5時間)
簡単なアプリを作ってみることができたら、いよいよ「ポートフォリオ」にするためのアプリを作ります。
ポートフォリオとは作品集のような物。エンジニアとして今まで作ったアプリを、クライアントや就職先に見てもらうためのものです。
実際にApp Storeにリリースされているアプリをポートフォリオとして持つことで、エンジニアとしての能力を示せます。
就職活動(約1か月)
ここまでのスキルを取得できたら、いよいよSwiftエンジニアになるための就職活動をはじめられます。
作成したポートフォリオを使い、転職エージェントやWantedly、マッチングプラットフォームや直接の営業などの手段で自分から積極的に動いていきます。
漫然と就職活動をするのではなく、1週間ごとにアクションを振り返り、改善していくことも重要になります。こういったサイクルはPDCA(Plan, Do, Check, Action)と呼ばれ、就職活動だけでなく、エンジニアとしても重要な考え方です。
現役エンジニアが教えるSwift勉強方法
では具体的にどうやってSwiftを含めたiOSアプリ開発を学んでいくのかを見ていきましょう。
世の中に様々なスキルがありますが、学ぶ方法としてはあまり変わりません。大きく分けて、
- 書籍や動画などで独学する。
- コミュニティに入ったり、教えてくれる人を見つける。
- 学校で学ぶ。
といったところ。プログラミングの場合は具体的にどうするべきかをご紹介していきます。
書籍・動画で学ぶ
何か新しいスキルを学ぶ際に、現代で真っ先に思いつくのは書籍・動画ではないでしょうか。
特に動画は近年急速な発展を遂げており、YouTubeやUdemyにて有料・無料を問わず良質なコンテンツが増えています。
書籍にせよ動画にせよ先ずは一周学習してみて、わからなかったところをもう一周すると良いでしょう。
ここでの注意点としては、なるべく新しいコンテンツを選ぶことです。書籍はもちろん、実はYouTubeでもアップロードした後の動画内容の変更はできません。
SwiftやXcodeだけでなく、Mac OS自体も日々アップデートされているので、古いコンテンツだと手元のパソコンの画面と表示が違うこともよくあります。
コンテンツ通り打ち込んでもエラーになってしまうことも珍しくありませんので、少なくとも1年以内にリリースされたコンテンツを使うようにしましょう。
オンラインコミュニティ・メンターを活用する
書籍や動画を見て、コンテンツ通りにコードを打ち込んで、コンテンツ通りのプログラムが動いた。
ここで躓きがちなのは、「次に何をすればわからない」という問題です。
特に覚えたてのプログラミングスキルは使わないとすぐ忘れてしまうので、ここで立ち止まってしまうと非常にもったいないことになります。
そこでオンラインコミュニティやメンター(講師)を利用することで、次に何をすべきか=ネクストアクションを示してもらうことで、スムーズに進んでいけるでしょう。
簡単に思いつく程度のアプリはすでに一通りリリースされてますので、「作るものがない」というのはプログラミング学習の意外な大敵です。
スクールは基礎学習から就職活動までサポートしてくれる
ここまで紹介した方法は部分的に動画やメンターなどの有料サービスの利用を含むものの、基本的には「独学」と呼ばれる学習方法です。
挫折率についてiOSアカデミアで独自に300人から取ったアンケートでは、実に86%もの先輩方が挫折を経験しています。
ダイエットや英会話などと同様、プログラミング学習も非常に挫折率が高いのが現実です。
理論上独学も不可能ではありませんが、実際に目標達成するためには非常に長い時間と精神的なタフさが求められるのもダイエットなどと同じ。
中学高校大学と英語を勉強してもほとんどが英語を話せない日本人なら、ゼロから独学でプログラミング言語を学ぶのが難しいことは想像に難くないでしょう。
そこで選択肢に入ってくるのがプログラミングスクールです。
基礎学習から就職までに必要な学習や行動の内容が体系化されているため、かなりの時間が短縮できます。
費用はかかりますが、学習時間が短縮される分早く稼ぎ始めることも可能で、挫折の可能性も最小化できることを考えれば非常に有力な選択肢になります。
Swiftを学ぶならiOSアカデミア
ここ数年急激に増加しているプログラミングスクールですが、その多くはWeb系のプログラミング言語を専門にしているものです。
iOSアカデミアは国内初のiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールであり、Swift学習のノウハウを豊富に蓄積しています。
技術的なノウハウだけでなく、「挫折しにくい環境づくり」にも力を入れており、
・学習計画、制作アプリの相談
・独自教材の無制限閲覧
・Slackによる無制限チャットサポート
・マンツーマンでのビデオ相談
・作成したアプリをApp Storeに公開するためのサポート
・就職、転職、フリーランス独立のための各種サポート
により徹底的にフォローします。
また、プログラミング学習では、講師の質が非常に重要になります。
某有名プログラミングスクールでは、「つい最近そのスクールを卒業した学生」が講師をしている場合もありますが、iOSアカデミアの講師は全員現役のプロエンジニアです。
更に、独自のメンターポリシーを徹底しており、学習者の方のメンタル状況にまで徹底的に配慮することで学習効率の最大化を実現しています。
メンターの質が非常に重要だからこそ設定しているポリシー。一部を抜粋してご紹介します。
- スクール生は常に学習の障害と戦い続けており、心が疲弊していることを理解して接すること。
- メンターはスクール生の「精神的な医者」であり、スクール生の不安は「精神的な怪我」であり、怪我を放置することは「精神的な死」(=挫折)であることを理解すること。
- スクール生は度々「何が分からないのかが分からない」状態になることがあり、この状態のときはメンターにまず「安心感」を与えることを心がけること。
このメンターポリシーを見ていただくだけで、iOSアカデミアがいかに徹底的に受講生の方のことを考え抜いているかが分かっていただけるでしょう。
こちらのリンクからメンターポリシーの全文をお読み頂けますので、是非ご確認ください。
まとめ
Swiftを学びiOSエンジニアになるのは決して簡単なこととは言えません。ですが、適切な方法を選び、適切な時間をかければ誰でも実現可能なことでもあります。
数十年前のプログラミング環境に比べれば格段に恵まれた環境で学習できるのが現代です。
そこで利用をオススメしたいのがiOSエンジニア専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」。
スマホアプリ開発者の中でも、更に需要の高いiOSアプリに特化したiOSアカデミアだからこそ蓄積している豊富なノウハウを元に、iOSエンジニアへの転職をサポート。
学習計画や作るアプリのアイディアの相談から講師がアドバイスをしますし、アプリが完成した後の就職までフォローさせていただきますので、安心して学習を進められます。
今なら現役エンジニアが無料相談を受け付けていますので、スマホアプリ開発について相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
監修者
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エンジニア経験0の状態から1年間独学で勉強して独立
さまざまなiOSアプリの開発に携わる
2021年6月にiOS専門のオンラインプログラミングスクール「iOSアカデミア」を開校。iOSエンジニアを目指す人のサポートにも力を入れています
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